別メーカーのネットワークカメラは同時に見れない
今までの記事でも書いていますが、私は複数のネットワークカメラで見守りを行っています。
ネットワークカメラはスマホアプリで映像を確認します。スマカメなど一部の製品はWindows版アプリが存在しますが、スマホアプリ版(Android,iOS)しか提供されていない製品がほとんどです。スマホアプリはサイズの関係上、基本的に1つしか表示できません(Android,iOSともに2画面に分割することはできるのですが、サイズ的に見にくいです)。
同一メーカーであれば、アプリ上で複数のカメラを同時に表示する機能があるものも多いのですが、別メーカーとなると同時に表示することは不可能です。
ChromebookならAndroidアプリを同時に複数実行可能
Chromebookなら通常のPCのように、Androidアプリを同時に複数実行が可能です。
まずはスマカメのアプリを起動させてみます。
次に、Kasaのアプリを起動させてみます。
こちらのアプリの右上には「■」の元のサイズに戻すアイコンが表示されていません。つまり、Kasaアプリは上記の最大サイズでしか表示できないようです。このようにアプリもChromebookで表示されることを想定していないのか、Chromebookで最適な表示ができないアプリもあるようです。
仕方ないので、Kasaアプリを表示したあとに、その上にスマカメのアプリ、あとはBOCCOのアプリも表示してみましょう。BOCCOのテキスト入力もChromebbokならキーボード入力できるので楽ですね。
在宅時にはChromebookで見守る
移動時などはスマホのほうが携帯できるし気軽に使えると思います。しかし在宅時にはChromebookでネットワークカメラの映像を複数表示しておき、業務や家事の合間にちらっと確認するなどの見守りも有効なのではないでしょうか。
ただし正常に動作しないアプリも
ただ、アプリによっては正常に動作しないものもありました。Tapoのアプリを起動しても、ずっとグルグルマークが表示され映像が表示されませんでした。スマカメのアプリもそういうことがあり、しばらくしたら正常に表示されるなど、いまいち安定していない印象です。
まずは3万円台のChromebook?
Chromebookを探すと、安いものなら1,2万円代、ハイエンドなら10万円にとどくものなど、幅広い価格帯となっています。また、GIGAスクール構想で全国の小中学生に一人一台端末を提供するときにはChromebookであることが多いため、品薄の製品もあるようです。
私は、通常4,5万円程度のものをセールで3万円代で以下の2製品を購入してみました。上記のような使い方や、たまにブラウジングするくらいで使う分にはまったく問題ないです。
まとめ
今後、Windows11になるとAndroidアプリも起動できるようになるとの情報もありますが、早くても来年以降になるようです。
Chromebookは1台あると、いろんな活用方法が出来そうです。セールのときにでも購入を検討してみてはいかがでしょうか。