見守りタグ
以前の記事にも記載しましたが、現在各地域で地域の徘徊老人のための見守りサービスの実証実験が行われています。
こちらで紹介したALSOKのシステム構成は以下の図のようです。
ALSOK HPより。
高齢者の靴に見守りタグを埋め込み、見守りタグからボランティアのスマホにBluetoothで接続、スマホからクラウドの見守りタグアプリサーバーへ位置情報を送信し、サーバーから介護者へ情報を伝えることにより、高齢者を見つけます。
紛失防止タグ
前述した見守りタグと同原理の、紛失防止タグというものがあります。こちらでしたら、現状気軽に購入することが可能です。
こちらのTrackRでしたら、Amazonでも購入できますし、SoftBankのクラウドファンディング「+Style」でも購入できます。
もっと身近では最近、ヨドバシカメラの店舗でもMAMORIOという商品が購入可能です。
TrackR
私は+StyleでTrackRを購入してみました。
財布につけてみました。
スマホとタグが一定距離を離れると音がなるように設定します。
実際に音がなる様子は以下の動画をご覧ください。
実際の感想は
一定距離が離れていた場合に音がなるので、気づくかなと思いきや、町中だと気づきにくいかもしれません。万が一、紛失した際は、最後に接続していた地点をスマホで保持していますので、それをめどに探し、スマホでタグから音を鳴らすように操作できますので、音を頼りに探せるかなと思います。ただ、Bluetooth接続というのが結構まだまだ信頼性に欠けるといいますか、一定距離が離れていても音がならないときがたまにあるようです。
徘徊防止の活用にはまだまだ課題
紛失物なら基本的には動かないので、比較的わかりやすいのですが、徘徊の場合は自律的に移動しているので、探すのは困難を極めます。実際、私が子供のころに兄がいなくなったことがありましたが、そのときに両親の気持ちは耐えられなかったでしょう。交通事故にあってたらどうしようか、なにか事件にまきこまれたらどうしようか。そのシステムでは、同アプリをスマホにインストールしている人がいたら、そこからもサーバーに情報を送れます(前述の見守りタグのボランティアと役割と同様)。そのため、このようなシステムが普及すればするほど、見つかる可能性が高くなります。将来的にはタグと接続しサーバーに情報を送れるようなものが電柱などに配置されるのではないでしょうか。
まとめ
まだ万全とは言えませんが、3千円ほどですし、まずは紛失防止として使ってみて、介護など、見の周りに役立ててみてはいかがでしょうか。