ロボットに出来ることはロボットに任せるべき
在宅介護をしていると、やらないといけないことに忙殺される日々になってしまうことが多いでしょう。やらないといけないことのうち、計画されていることであればまだ良いのですが、被介護者の急変などで突発的に発生することも多々あります。
こうした日々の中では、いかに効率よくこなしていくかを考えていかないと、おそらく精神・体力ともにすりへってしまい、つぶれてしまします。
介護のなかで、3大介護と呼ばれるのは「入浴・排泄・食事」ですが、日々の生活をおくるうえで、特に掃除には時間をとられているのではないでしょうか。ルンバに代表される掃除ロボットは以前は高価なイメージがありましたが、今や数万円、安いモノなら1,2万円という価格帯です。これなら無理せず購入も検討できるのではないでしょうか。
被介護者のため、もちろんあなた自身のためにも、あなたはつぶれるわけにはいきません。ロボットに出来ることはロボットに任せるべきです。
インターネットにつながるかは利便性に大いに関係する
今や、多くの家電がWifi経由でインターネットにつながっていますが、掃除機もそのひとつです。しかし、私が初めて購入したとボット掃除機は「パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ)」で、これはインターネットにつながりませんでした。
「インターネットにつながらなくても、外出する前にでも開始したらいいや」と私も思いましたし、実際当時はそもそもインターネットにつながる製品も少なかったので、なんとも思いませんでしたが、「突発的なイベントが起こりえる人にとって、インターネットにつながっている=外出先でも操作できる」は重要なポイントになりえます。
被介護者の容体が急変して急遽病院へ、または歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられないなど、様々な理由で外出前に操作することができないことが多いです。しかし、インターネットにつながっていれば、いつでも、手が空いているときに外出先から自宅の掃除を開始することが可能となります。
拭き掃除も出来る方が良い
私の兄は「よだれ」が出てしまうことがあり、フローリングの床に落としてしまうことが多かったので、拭き掃除もできるものはないか調べ、「ブラーバ」というロボットを買いました。
こちらもインターネットにはつながりませんでしたが、ずいぶん床が綺麗になり、やはり拭き掃除は大事も出来る方が良いなと思いました。
最近購入した【DEEBOT N8+】が優秀すぎる
上記のような掃除ロボットを使っていく上での不満点がありましたが、2021年6月のAmazonセールでいやに評判が良かった「DEEBOT N8+」を購入しました。
通常7万円半ばですが、5万円台前半になっていたので、高いなーとは思いつつ、思い切って購入することにしました。
今日現在で3か月ほど使い続けていますが、前述した不満点をすべてクリアしてくれて非常に満足しています。在宅介護にも利用しやすいのではと思い、ここでレビューしたいと思います。
スマホアプリで外出先から操作
DEEBOT N8+はインターネットにつながります。スマホにアプリをインストールすることで、外出先からでも掃除開始などの操作をすることが可能です。
掃除が完了すればスマホに通知がきます。後でアプリから確認することも可能です。
掃除の内容を確認することも可能です。
DEEBOT N8+は拭き掃除もしてくれますし、掃除ロボットからゴミを取り出す手間もいりません。ベースに戻ったら充電状態になったと同時に、ベースが掃除ロボットのゴミを吸引します。
Alexa連携によりハンズフリーで操作
「歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられない」ときはAlexaと連携することにより、ハンズフリーで操作することも可能です。
動画にまとめましたので、ご覧ください。
まとめ
ネットワークカメラ同様、掃除ロボットは既に普及期に入っています。特に在宅介護で忙殺されている方は是非利用を検討してはいかがでしょうか。