介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

0simで運用する見守り

宅内の見守り

見守りサービスは近年、拡大の一途をたどっています。

自宅や施設では、センサーによる人体検知や、ドアの開閉など、何が起こっているかを検知し、その情報を一元管理する。遠隔からその情報を把握する際には、その情報をクラウドにあげ、クラウド経由で情報を見るといった方法が主流です。

 

techon.nikkeibp.co.jp

 

外出時の見守り

徘徊など、要介護者が外出した際の見守りには、要介護者に小型の発信機を持参(最近は靴に埋め込むタイプなどもあります。)し、その発信機から、近くの住民のスマホに接続(BLEなど)、スマホからクラウドに情報をあげ、クラウド経由で情報を見るといった方法が主流です。

 

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近くの住民のスマホに接続」というのは、そのスマホに専用アプリがインストール済みであることが必須です。そのため、地域住民の協力なくして、その方法の実現はむつかしいですが、いずれ、電柱や公的なモノにその機能を代替するようなものができるのではないかと期待しています。

ayanokouji777.hatenablog.com

 

0sim

宅内、外出時ともに、介護者が要介護者を把握するために、クラウドに情報を集めますが、そのネットワークが宅内のWifi経由であったり、住民のスマホ経由であったりなど、この部分が必須となります。であるなら、要介護者がインターネットに接続するすべがあれば、どこでも情報を集められます。しかし、MVNO全盛とはいえ、通信費は月数百円はかかりますし、どの程度の通信費が必要かは、要介護者のライフスタイルによりなかなか把握しづらいのではないかと思います。そこで、0simを活用されてはいかがでしょうか。

 

mobile.nuro.jp

 

500Mまでは無料

こちらであれば、月500Mまでは料金はかかりません(契約タイプにより100円程度のコストは発生します。)し、万が一使いすぎた場合も上限1600円となっています。こちらを使ってみて、毎月500Mを超えるようであれば、格安SIMの契約を検討すればよいかと思います。

 

車内での見守り

私の場合、古くなったスマホに0simを入れて以下のような運用をしていました。たまに車で外出した際、帰りにスーパで買い物して帰るのですが、すぐ済ませる場合などには社内に要介護者を残していくことがあります。なにかあったら大変ですが、寝ている場合など起こすのも気が引けますし、その場合、自分のスマホから0simスマホSkypeなどのビデオ通話をし、0simを車内に残して、買い物に行きます。それなら、買い物中もちらちら様子を見ることができるため、なにかあった場合にはすぐに戻れる安心感があります。

 

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見守りシステムの現状

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まとめ

いかがでしょうか。古くなったスマホや0simなどを活用し、できることを増やしていくができれば、在宅介護ももっと豊かになっていくことになるかと思います。