介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

【Alexa(アレクサ)でAudible(オーディブル)!】目がしんどかったら耳でエンタメを楽しもう!【遠隔で朗読】

f:id:ayanokouji777:20220220155107p:plain

老眼になってもまだまだいろんなことが楽しめる!

私も来月にはアラフィフの年齢になるのですが、若干老眼かなと思うときが増えてきました。焦点が合わない、少し離したほうが良いなど、老眼の症状にぴったりで「あぁ まぁ もうそういう年齢だしなぁ」と。

加齢とともにできないことが増えるのはどうしても仕方がないことです。ただ「仕方がない」で終わりにせずに、ほかに楽しめる方法を模索していきましょう!

 

そもそも私がスマートスピーカーに注目したのは、高齢者や障害者など、目が不自由な人のQOL向上ができると考えたためです。

 

私の父も後期高齢者となって久しいですが、やはりテレビなどを見てても目がしんどくなることが多くなってきました。もともと本や新聞が好きなのですが、それも見るのがつらく、どうしても見たいときは虫眼鏡(拡大鏡)を使って読んでいます。

 

「もっと読書などを楽しめるようになんとかならないかな」と探してみたら、Audible(オーディブルが見つかりました!

 

 

Audibleは最近聞き放題になりました

Audibleはよくあるサブスク型のサービスなので、月額料金がかかります。

現在は月額1,500円です。

少し前までは、毎月無料で聞けるものが1つ、コインが1つ渡され、コイン1枚でなんでも買える方式なので、お高いものをコインで買う感じでした。

ええ 自分で言ってても「なんじゃそりゃ」って方式だと思いますw

それが2022年1月27日よりAudibleの会員プランは定額聴き放題制となりました!

もう余計なことは考えずに、月額料金を払ったらそれ以上のお金は必要なく、好きな作品を聴きまくることができます。

f:id:ayanokouji777:20220220145410p:plain

Audible会員プランは聴き放題

 

PCでもスマホでも聞ける

AudibleはPCで、またはスマホタブレットにアプリを入れて聴くことができます。

聴きたい作品を検索するなり、一覧で見つけるなりして、作品をクリック(もしくはタップ)すると、「ストリーミング再生」と「ライブラリーに追加」が表示されます。

f:id:ayanokouji777:20220220150020p:plain

ストリーミング再生とライブラリーに追加

すぐにPC、スマホタブレットで聞きたい場合は「ストリーミング再生」が気軽でしょう。ただ、この後説明するように、Amazon Echo(アマゾンエコー = Alexa(アレクサ))で聴きたい場合などは「ライブラリーに追加」を選択しましょう。

 

ライブラリーに追加

「ライブラリーに追加」すると、その名のとおり自分のライブラリーに選択した作品が追加されます。

f:id:ayanokouji777:20220220150515p:plain

ライブラリー

これで聴きたい作品を管理していくことができます。

 

アレクサ、(作品名)を読んで!

さて、ここまでは単なるAudibleの紹介でした。

ここからは本ブログの本質、EchoでこのAubidleを朗読してもらう方法です。

単純に「アレクサ、(作品名)を読んで」でEchoが読んでくれます。

 

また、操作としては以下が可能です。

「アレクサ、5分すすめて」
「アレクサ、5分戻して」
「アレクサ、一時停止」
「アレクサ、再開」
「アレクサ、終了」

 

作品名だとアレクサが正常に反応してくれないケースがある

これだけだと本当にうれしいのですが、私が試したかぎりどうしても作品名で読んでくれないものが多々ありました

 

例えば、以下のものは、そのままで大丈夫でした。

(カッコ内のひらがなで言っていると思ってください)

「アレクサ、桜屋敷(さくらやしき)を読んで」
「アレクサ、埋蔵金千両(まいぞうきん)を読んで」

 

しかし、以下は作品名そのままでは無理で、カッコ内のひらがなならOKでした。

「アレクサ、盗法秘伝(ひでん)を読んで」

「アレクサ、けろりの道頓(けろり)を読んで」
「アレクサ、伊達の黒船(くろふね)を読んで」

 

正直どういう法則性があるのかわからないので、Amazonに問い合わせてみようと思っています。(またわかれば追記します。)

 

2022/02/23追記

逃げの小五郎」は「アレクサ、にげのこごろうを読んで」もNGで「アレクサ、こごろうを読んで」もNGでした。

その旨をまずはAmazonの問い合わせのチャットで聞いてみましたが解決にいたらず、Audibleのサポートのほうにとなりました。

Audibleのサポートはメールか電話のみでチャットはないので、仕方ないのでメールしました(母以外にメールするの久しぶり)。

 

その日のうちに以下のように返答がきました。

福村様のお問い合わせを受け、Audibleカスタマーサービスにて検証いたしましたところ、Alexaへ下記の音声入力の呼びかけで再生を確認いたしました。
===============

・【逃げの小五郎】を再生する場合 ▼
” ウェイクワード、Audibleで にげのこごろう 読んで”
” ウェイクワード、Audibleで こごろう 読んで ”
” ウェイクワード、Audibleで にげ 読んで ”

===============

その他、アレクサで読み上げが認識されないタイトルがございましたら、該当タイトル名をご申告いただけましたら当カスタマーサービスにて、上記のように読み上げが認識されるワードをお調べさせていただきますので、ご安心くださいませ。

また恥ずかしながら、”認識がうまくいかない場合の例”などとして、下記に記載させていただいておりますが、
読み方によっては別の言葉へと認識されてしまう事もございます為、現状完璧な区別に到っておりません。

<認識がうまくいかない場合の例>
句読点「おお、~等」
同じ文字が続く場合「ああ 等」
踊り字’「々」
数字「0」の読み取りが上手く認識されないなど。
数字「11」→「じゅういち」では再生されず、「いちいち」等

あくまでも個人差になってしまいますが、タイトル名を区切ったり、または区切らず続けて指示をするなど、いつもと異なる音声コマンドにて改善に至ったケースもございましたが、音声認識の件やより簡単にAlexaでAudibleが再生出来るように、私にてシステムの改善要望として担当部署へ報告させていただきました。

どうもAudibleカスタマーサービスで試してくれているようですね。

今後も呼び方がわからない作品があれば、問い合わせて調べてくれるとのこと!

あー これでいちいち自分で調べなくて良いんだー!w

いずれAudibleの各作品ページで、Alexaへの呼びかけ方も記載されるようになれば良いですね。

 

壁掛けEcho(Echo Show15)が発売されたら改善できる?

さて、父のために実家のEchoで朗読させようとしましたが、前述したように作品名そのままだと読んでくれないことが多々あるので、自分で何度か試しOKだったのを、母にメール(母はスマホが使えます)し、母はそれを見て、父が聴きたいときにEchoに言っているようでした。

 

しかし、作品名が増えてくると覚えてられないし、いちいちスマホをとって、老眼鏡をかけてスマホを操作して、呼び方を確認するというのが煩雑なため、紙に呼びかけ方を書くようになりました。

ある程度は仕方がないと思いつつ、めんどくさいだろうなと思ってます。

このあたりは壁掛けEcho(Echo Show15)が発売されたら、実家の壁掛けEchoにこちらから表示させたりできたらいいなと思っています。

 

Alexaアプリで遠隔のEchoから朗読させる

また、作品名でも何に言い換えてもアレクサが読んでくれない作品もいっぱいありました。その中でもどうしても聴きたいものに関してはAlexaアプリから操作して朗読させることが可能です。

 

Alexaアプリの下部の「再生」をタップします。

f:id:ayanokouji777:20220220152351p:plain

「再生」をタップ

「AUDIBLEライブラリ」の「すべて表示」をタップします。

f:id:ayanokouji777:20220220152459p:plain

「AUDIBLEライブラリ」の「すべて表示」をタップ

 

「ライブラリーに追加」している作品が一覧表示されます。

例として今回は「助太刀」をタップしてみましょう。

f:id:ayanokouji777:20220220152613p:plain

AUDIBLEライブラリーの一覧

再生対象のEchoデバイスの一覧が表示されます。

ここで実家にあるデバイスを選択すれば、遠隔地から実家のデバイスで朗読させることが可能です(ただし、前提として実家のデバイスがAlexaアプリのアカウントにひもついている必要があります)

f:id:ayanokouji777:20220220152844p:plain

朗読させるEchoデバイスを選択

これでEchoデバイスで朗読が始まります。

Alexaアプリでも朗読(=再生)されている様子が表示されます。

(※前述の画面で「実家リビング」と選んだのに、下記は「エコーショー回転」となっているのはスクリーンショットをとるのをミスっただけで、選択したEchoデバイスの名前が表示されます。)

f:id:ayanokouji777:20220220152948p:plain

朗読(再生)中

この部分をタップすると、大きな画面で表示されます。

f:id:ayanokouji777:20220220153207p:plain

朗読(再生中)の様子

 

前述したとおり、これにより私は実家を離れていながら、まずはAlexaのビデオ通話で父と話し、聴きたい作品あるかコミュニケーションをとり、いったんビデオ通話を終わらせ(ビデオ通話しながら朗読させることはできないため)、上記により朗読させるようにしています。

 

次に帰省したときには、モニター無しのEcho Dotなどを追加して、Echo Showでビデオ通話しながら、Echo Dotで朗読させようと考えています。

今は他にもネットワークカメラがあるので、そちらで父がなにか言ったら聞こえるので、一旦朗読を止め、再度ビデオ通話してコミュニケーションし、止めるならAlexaアプリで終了させるなどの操作を行っています。

 

 

 

まとめ

月額1,500円となると、Netflixなどの動画サービスと同じか、もしくは高いくらいの金額なので、最初はどうかなと思ったのですが、聴き放題だし、何より両親が喜んでくれるならこのくらいなら問題ないかなと思っています。

目が悪くなっても、楽しめることはいろいろあるはずです。今回ご紹介したAudibleもそのひとつで、長く続くおうち時間も楽しんで過ごしていきましょう!