介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

見守りシステムの現状

「見守り」の定義

介護における見守りの定義とはなんでしょうか。私は以下のように考えています。

  • 転倒などの不測の事態を未然に防げるようにすること
  • 不測の事態が起こった場合にすぐに適切な対応をすること

 

未然に防ぐ

未然に防ぐには、日頃からの行動、行為を把握することが大切です。すなわち、なんだか今日は元気がないな、足がもたつくな、顔色が悪いなといった、今までと今の比較により、異変を察知することが重要です。私的なことですが、私は若いころは自分のことを優先するばかり、あまり兄の状況を把握しておらず、気付いた時には以前と違うため、ただただ狼狽するといったことがありました。気持ちの面でも、できるだけ要介護者との状況把握は密にすることで、今後のことを改善、検討できるようになるかと思います。

 

適切な対応を行う

医療機関に連絡する。人工呼吸をする。保護者に連絡する。抱き起す。etc...

状況により、適切な判断をし、行動を起こさないといけません。また迅速にその行動を起こすことにより、負荷が軽減されることもしばしばあるため、判断、行動にかける時間もなるべく短くする必要があります。

 

見守りシステム

以前の記事にも記載しましたが、現状見守りサービスと呼ばれるものはいくつも存在します。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

これらのシステムの主流は、センサーで要介護者の状況を計測し、クラウドにあげ、介護者はクラウドから情報を取得する流れです。これにより前述した、「未然に防ぐ」ための状況把握はかなりできるようになりました。しかし、「適切な対応を行う」方はどうでしょうか。もちろん、異変があれば、例えばいつも使っているポットがここ数日使われなくなったので、コールセンターから連絡を行うようなシステムは現状でも存在します。ただ、個人的にはまだ適切な対応を行うといった部分が十分ではないと考えます。当然ですが、適切な対応を行うための判断、行動は容易ではないためです。このあたりは今後AIにより判断し、行動の指示を行うようになればいつの日か素晴らしいサービスができるのでしょうが、AIの向上には多大なデータが必要なため、在宅介護での十分なデータを蓄積する取り組みが必要なのではないかと考えています。

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「介護ロボットポータルサイト」HPより引用

 

見守りとIoT

見守りシステムをIoTの構成に置き換えると、センサー部分、クラウド部分は順調に成長していってますが、アクチュエーター部分が弱いということになります。IoTによる価値というのは、ほとんどがアクチュエータ部分だと考えています。それ以外の部分は結局アクチュエーター部分が適切な行動を起こすための材料なためです。正直、室温やドアの開閉を検知しただけで見守りサービスというのは、いかがなものかと思っています。

 

iotnews.jphttps://iotnews.jp/archives/13442

 

まとめ

アクチュエーター部分がなにを行うかにより、IoTの価値は変わると思います。この部分の成長が今後の見守りサービスの普及につながるはずです。自分含め、なにか少しでもでいることを模索していきたいと思います。

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