介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

放課後等デイサービスでBluePrintsでのAlexaスキル作成を体験してもらいたいと考えている話

介護エンジニアがVUIに注力する理由

前回のAlexa Dayの記事でも言ったように、私のような介護エンジニアがVUIに注力しているのは、体の不自由な方、目の不自由な方も、便利に快適に生活できる可能性があるためです。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

そのため、

介護エンジニア+VUIエンジニアのはずなので、介護にVUIを活用したい

介護であれば、レクリエーションで活用できるような

今年から転職した当社には放課後デイ、児童発達支援の施設がある

スマートスピーカーで遊んでもらうようなスキルを作れないか

施設の方針としては、場、環境を提供して、児童が自ら行動、学んでもらうスタンス

BluePrintsなら簡単にスキル作れるし、学ぶきっかけになるのではなかろうか

スキルを作って使ってもらうより、自ら学ぶきっかけを提供するほうが良い?

多分、VUI界隈で、自分のような立ち位置の人間は少ないはず

BluePrintsの紹介と作り方を施設の方に紹介してみよう←今ココ

 

BluePrintsとは

あらかじめひな形となるテンプレートがあり、それに対してカスタマイズするだけで、簡単にAlexaスキルを作成することが可能です。

Alexaポータルサイトへの登録も不要で、買い物につかうAmazonのアカウントさえあれば開発が可能となります。

 

https://blueprints.amazon.co.jp/

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BluePrintsのサイト

 

発達障害とプログラミング学習

介護のレクリエーションに関しては、どんなことをしているかはある程度知っていたのですが、放課後等デイサービスでどういうことをしているかというのは、恥ずかしながら全く知りませんでした。

なので、色々とググって調べてみたところ、結構プログラミング学習を取り入れている施設は多いようでした。

発達障害には、プログラミングが向いているとの趣旨のサイトもあったり。

(個人的には懐疑的なのですが。)

dplace.jp

BluePrintsはプログラミングではないですが、これをきっかけにして、

次にVoiceflow,NOIDのようなフローを考えるノンコーディングツールを使ったり、

それもできたら、Lamdbaでプログラミングと、段階的に学んでいけたら良いのかなと考えています。

 

BluePrintsでできること

挨拶(グリーティング)

三者へのメッセージ送信用スキル。

三者へのメッセージをテキストで入力したり、音声を録音、Echo Showなどのディスプレイへの画像を設定することができます。

 

フラッシュカード

学習用スキル。
質問、回答、ヒントを入力します。
テストをすることも可能です。

 

パーソナルトレーナー

レーニング用スキル。
運動内容や秒数、応援メッセージを入力します。

 

ルーレット

抽選スキル。
選択肢のリストを入力し、何かを決めるときに使えば良いです。

 

お母さんありがとう

挨拶スキルとは違い、複数のリストからランダムにメッセージを再生するスキル。
毎回違ったメッセージを聞きたいなら、こちらのスキルを使えば良いです。

 

カスタムQ&A

スキルを名前で開く必要はありません。
他のスキルは「アレクサ、トリビアスキルをひらいて」と言って、スキルを起動する必要がありますが
このスキルはその必要はありません。
私は最近、これを使って自己紹介をしています。
「私の職業は?」

「介護エンジニアです。介護資源の見える化やエーアイによるケアプランの作成支援など、アイティーで介護を良くするビジョンを持つ会社に勤めています。」

 

トリビア

1~4人で、クイズができるスキル。
複数人でわいわい楽しめそうなスキルです。

 

まとめ

実際、BluePrintsを使ってもらえるか、放課後等デイサービスの方に説明してみます。また、結果をお知らせしたいと思います。

今後、Blueprintsのテンプレートは増えるはずで、それらの活用も考えていきます!