介護エンジニアがVUIに注力する理由
前回のAlexa Dayの記事でも言ったように、私のような介護エンジニアがVUIに注力しているのは、体の不自由な方、目の不自由な方も、便利に快適に生活できる可能性があるためです。
そのため、
介護エンジニア+VUIエンジニアのはずなので、介護にVUIを活用したい
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介護であれば、レクリエーションで活用できるような
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今年から転職した当社には放課後デイ、児童発達支援の施設がある
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スマートスピーカーで遊んでもらうようなスキルを作れないか
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施設の方針としては、場、環境を提供して、児童が自ら行動、学んでもらうスタンス
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BluePrintsなら簡単にスキル作れるし、学ぶきっかけになるのではなかろうか
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スキルを作って使ってもらうより、自ら学ぶきっかけを提供するほうが良い?
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多分、VUI界隈で、自分のような立ち位置の人間は少ないはず
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BluePrintsの紹介と作り方を施設の方に紹介してみよう←今ココ
BluePrintsとは
あらかじめひな形となるテンプレートがあり、それに対してカスタマイズするだけで、簡単にAlexaスキルを作成することが可能です。
Alexaポータルサイトへの登録も不要で、買い物につかうAmazonのアカウントさえあれば開発が可能となります。
https://blueprints.amazon.co.jp/
発達障害とプログラミング学習
介護のレクリエーションに関しては、どんなことをしているかはある程度知っていたのですが、放課後等デイサービスでどういうことをしているかというのは、恥ずかしながら全く知りませんでした。
なので、色々とググって調べてみたところ、結構プログラミング学習を取り入れている施設は多いようでした。
発達障害には、プログラミングが向いているとの趣旨のサイトもあったり。
(個人的には懐疑的なのですが。)
BluePrintsはプログラミングではないですが、これをきっかけにして、
次にVoiceflow,NOIDのようなフローを考えるノンコーディングツールを使ったり、
それもできたら、Lamdbaでプログラミングと、段階的に学んでいけたら良いのかなと考えています。
BluePrintsでできること
挨拶(グリーティング)
第三者へのメッセージ送信用スキル。
第三者へのメッセージをテキストで入力したり、音声を録音、Echo Showなどのディスプレイへの画像を設定することができます。
フラッシュカード
学習用スキル。
質問、回答、ヒントを入力します。
テストをすることも可能です。
パーソナルトレーナー
トレーニング用スキル。
運動内容や秒数、応援メッセージを入力します。
ルーレット
抽選スキル。
選択肢のリストを入力し、何かを決めるときに使えば良いです。
お母さんありがとう
挨拶スキルとは違い、複数のリストからランダムにメッセージを再生するスキル。
毎回違ったメッセージを聞きたいなら、こちらのスキルを使えば良いです。
カスタムQ&A
スキルを名前で開く必要はありません。
他のスキルは「アレクサ、トリビアスキルをひらいて」と言って、スキルを起動する必要がありますが
このスキルはその必要はありません。
私は最近、これを使って自己紹介をしています。
「私の職業は?」
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「介護エンジニアです。介護資源の見える化やエーアイによるケアプランの作成支援など、アイティーで介護を良くするビジョンを持つ会社に勤めています。」
トリビア
1~4人で、クイズができるスキル。
複数人でわいわい楽しめそうなスキルです。
まとめ
実際、BluePrintsを使ってもらえるか、放課後等デイサービスの方に説明してみます。また、結果をお知らせしたいと思います。
今後、Blueprintsのテンプレートは増えるはずで、それらの活用も考えていきます!