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介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

福祉用具貸与サービスとしての車いす

福祉用具 車いす

福祉用具貸与

介護保険下のサービス種類のひとつに「福祉用具貸与」(要支援の場合は「介護予防福祉用具貸与」)というものがあります。現状、福祉用具貸与で提供しているものは以下のとおりです。

  • 車いす
  • 車いす付属品
  • 特殊寝台
  • 特殊寝台付属品
  • 床ずれ防止用具
  • 体位変換
  • 手すり
  • スロープ
  • 歩行器
  • 歩行補助つえ
  • 徘徊感知機器
  • 移動用リフト
  • 自動排泄処理装置

 

具体的な商品は?

介護保険の対象となる商品を決定するのは、各保険者(市町村)となりますが、概ね、公益財団法人テクノエイド協会が認定したものが承認されているようです。

www.techno-aids.or.jp

こちらのHPでは福祉用具の検索も可能です。

 

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WHILL

車いすを検索してみると、WHILLという商品が見つかります。

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whill.jp

こちらの商品は、デザイン的にも優れ、iPhoneBluetoothで接続し遠隔操作ができるなど、従来の車いすのイメージを一新したことで各種メディアにもとりあげられているので、ご存知の方も多いかと思います。

pc.watch.impress.co.jp

 

車いす×IoT

iphoneと接続できるなど、近年、車いすにもIoTの波が押し寄せています。兄の車いすを押していた私としては大いに歓迎しています。車いすを使ってらっしゃる方、また私のように介助していた方なら分かるかと思いますが、従来のものは、出来ないことは仕方ないとあきらめることがおおすぎて、あきらめる癖がついてしまったのではないでしょうか。押さなくてもBluetooth接続された対象を自動的に追尾するような商品もいずれできるでしょう。

持ち主を自動追尾してくれるスーツケースが登場?? その驚きのスーツケースに迫る!! – CHALLENGER

 

車いす×soracom

IoT界隈の方ならご存知のsoracomという会社があります。WHILLは新サービスにおいて、機器の位置情報、機体&センサ情報をWHILL社のサーバーに送るためにsoracomを利用しているようです。

soracom.jp

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BOCCOとmythingsで天気予報を聞く

介護ロボット 自動化

毎回同じことは自動化しよう

負荷を軽減するためには、毎回同じこと=定型化された作業は自動化することを検討しましょう。とは言っても、なかなか、おむつ交換や歩行支援、食事支援などのような複雑な作業の自動化はまだできそうにありません。まずは身近なことを自動化してみましょう。

 

天気予報を毎日チェックしてますか?

毎朝、テレビやネットで天気予報をチェックされている方も多いと思います。テレビだと好きな時間にわからないですし、スマホでいちいちチェックしたりも煩雑で、そもそも高齢者は自身のスマホを持っていない方もいらっしゃるでしょうし、まずはこういった身近なことから自動化してみましょう。

 

mythings

yahooが提供している、mythingsというサービスがあります。これは、「~したら~する」といった、WEBサービスを連携させるためのサービスです。世界的にはIFTTTが有名ですが、日本発としてはmythingsが有名です。

mythings.yahoo.co.jp

japan.cnet.com

 

天気予報の情報を取得し、Boccoで出力する

mythingsに対応しているサービスは色々とありますが、yahooが提供している天気予報から情報を取得し、以前紹介したBoccoで出力してみます。

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見守りシステムの現状

見守り

「見守り」の定義

介護における見守りの定義とはなんでしょうか。私は以下のように考えています。

  • 転倒などの不測の事態を未然に防げるようにすること
  • 不測の事態が起こった場合にすぐに適切な対応をすること

 

未然に防ぐ

未然に防ぐには、日頃からの行動、行為を把握することが大切です。すなわち、なんだか今日は元気がないな、足がもたつくな、顔色が悪いなといった、今までと今の比較により、異変を察知することが重要です。私的なことですが、私は若いころは自分のことを優先するばかり、あまり兄の状況を把握しておらず、気付いた時には以前と違うため、ただただ狼狽するといったことがありました。気持ちの面でも、できるだけ要介護者との状況把握は密にすることで、今後のことを改善、検討できるようになるかと思います。

 

適切な対応を行う

医療機関に連絡する。人工呼吸をする。保護者に連絡する。抱き起す。etc...

状況により、適切な判断をし、行動を起こさないといけません。また迅速にその行動を起こすことにより、負荷が軽減されることもしばしばあるため、判断、行動にかける時間もなるべく短くする必要があります。

 

見守りシステム

以前の記事にも記載しましたが、現状見守りサービスと呼ばれるものはいくつも存在します。

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レビュー「DBPOWER ネットワークカメラ 720P」

ネットワークカメラ レビュー

 

ネットワークカメラに求める機能

私は「DBPOWER ネットワークカメラ 720P」を3台使っています。他のメーカーのネットワークカメラも持っていますが、以前記事に記載しましたが、こちらの製品は今のところ私が求める機能のすべてを持っています。

ayanokouji777.hatenablog.com

 

 

 

マイクとスピーカーで見守り

スマホまたはタブレット(PCからも利用できます)から実際に見た画面がこちらになります。

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上部のボタンにて、スピーカー、マイクのON/OFFが可能です。スピーカーは結構雑音が強いです。ただ、個体差があるのか、または改善していっているのか、3台買ったのはそれぞれ半年程度の間があるのですが、最後に購入したのは雑音がマシになっているように思います。マイクの方は、ONにすると画面をタップしている間は録音モードになり、その間に話せば、その音声がカメラ配置場所に流れます。このときも結構タイムラグがあります。テレビの衛星放送のようなイメージです。ただ、初回より、2回目の方は若干タイムラグがマシになるように感じます。もしかしたら、カメラは絶えずポーリングしていて、一度会話すると、その以後のある程度の間だけはポーリングの間隔が短くすることにより、タイムラグを抑制しているのかもしれません。

 

ずっと会話には不向き

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アクセシビリティとホームコンシェルジュ

介護ロボット 家電 アクセシビリティ

アクセシビリティの定義

ここ1,2年前から「アクセシビリティ」という言葉を耳にすることが多くなってきたように思います。厚生労働省HPから引用すると、「アクセシビリティとは、年齢や身体障害の有無に関係なく、誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け、利用できることをいいます。」とのことです。

www.mhlw.go.jp

 

WEBだけの話?

IT界隈でアクセシビリティというキーワードを出すと、WEBに関することという認識が多いです。これはとくに「ウェブアクセシビリティ」という言葉があるくらいで、高齢者や障碍者でもWEBからの情報を取得することが可能なように、例えば盲目の方は、音声読み上げでWEBの情報を取得するので、それを考慮してWEB作成するべきとの考えです。「ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティガイドライン(WCAG)」という世界的なガイドラインも存在します。

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0

 

SkypeとLine

以前こちらの記事で私はSkypeを使うと記載しました。

ayanokouji777.hatenablog.com

通常、友人らとの連絡はLIneを使っているのですが、なぜここではSkypeと記載したかというと、Skypeには自動応答という機能があるためです。

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この機能により、受信側(要介護側)は何も操作することなく、ビデオ電話をすることが可能です。

 

要介護側に操作をさせるのは難しい

前述の例であれば、要介護側がスマホをワンタップして、ビデオ電話を開始すれば良いだけのことですが、そのワンタップが難しいのです。もちろん操作ができる方であれば、それに越したことはないですが、基本的には、今までにない動作を強いるのは結局運用していけないと考えています。スマホは多機能で安価な素晴らしいデバイスであるとは思いますが、みなさんも使い始めのころは使いにくいと思っていたのではないでしょうか。慣れたから今は使いこなせてますが、要介護者に慣れろというのは厳しいです。

 

Amazon Dash Button

スマホのタップに比べて、物理的なボタンを押すという動作であれば、かなりハードルが下がります。IoT界隈で話題となった、Amazon Dash Buttonという製品は、ボタンを押すだけで、固定された商品をAmazonに発注することができるものです。これもスマホやPCでAmazonのサイトから発注するのを、ボタンを押すだけで、その行為を代替しています。ボタンを押すだけ、または洗剤が少なくなったらというなんらかのトリガー(引き金、きっかけ)で発注を行うという自動化、IoT化はすぐにでも実現しそうです。

 

アタック Dash Button

アタック Dash Button

 

 

gigazine.net

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夜中のトイレ介助と照明

家電 照明 トイレ

食事、入浴、排せつ

在宅介護をする上で重要となるのは、食事、入浴、排せつです。事実、住宅改修されるのは、玄関、寝室、トイレ、浴室がほとんどです。まずは基本となるこれらを快適にしていくことで、在宅介護の生活向上を目指しましょう。

 

介護保険制度における住宅改修の手引き〔Q&A編〕 松山市ホームページ

 

夜中のトイレ介助

普段仕事をされている介護者にとって、夜はゆっくり睡眠をとりたいところですが、夜中のトイレ介助は要介護者の状況によりますが、うちではほぼ毎日でした。おむつもしていますが、やはり本人は気持ち悪いのでしょう。こちらをじっと見たり、顔色が変わったりするのを見ると、やはりトイレに連れていこうという気持ちになります。また、おむつをしていても、量が多かったり、寝ているときの体勢によると、どうしても漏れてしまい、布団がびしょびしょになることもあるので、これを防ぐためにもトイレ介助をしていました。

 

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寝ぼけてると負担は増す

ベッドから車いすへの移乗、廊下の歩行介助、トイレ内での補助、やることは色々ありますが、このとき、起きたばかりなので、お互い寝ぼけているのもあり、普段なら問題ないことでも、散漫になり、転倒させてしまうこともあるのが現状ではないでしょうか。

 

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自動で出来ることは自動で

介護の負担を軽減させることのポイントは、リスクの少ない自動化できる作業は自動化させることです。残念ながら移乗や歩行介助などはまだまだ自動化できません。私がやっていたのは、照明をつけることでした。よく見かける、センサーで人を検知すれば点灯するシンプルなものです。特に私が使っていたものは、人がいる間は点灯したままで、三脚もついているので、手すりなどにつけることもできます。

  

  

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IoT化する照明

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BOCCO(ボッコ)で情報共有

介護ロボット 情報共有

ひとりで介護をしてますか?

ここ数年、残念ながら耳にすることが多くなった、介護疲れによる自殺、とても悲しいことだと思います。

 

www.j-cast.com

 

ひとりでかかえこまない

「ひとりでかかえこまない」よく見かけるセリフで聞き飽きているかと思いますが、やはり相談できる人間をつくることが重要です。在宅介護をしている場合、どうしてもひきこもりがちになり、社会的に孤立してしまい、思い詰めてしまうケースが多いです。行政や、まずは近親者に相談できる人間をつくっていく努力をしなければいけません。国が薦めている、地域包括ケアシステムも、地域みんなで高齢者を支えるとの考えとなっています。

 

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厚生労働省HPより。

 

四六時中は見守れない

介護者がずっと見守ることができればよいですが、ほとんどの方は仕事をしており、四六時中見守るということは現実敵に不可能です。また、ネットワークカメラで遠隔から見守り、マイクにより声をかけることも、会社にいるときや電車などの移動中はなかかはばかられるのでないでしょうか。そんなとき、スマホから文字入力することで、音声に変換し、自宅で音声を流す、また留守電のようにあとからその音声を再生できるもの製品があります。

 

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