スマートスピーカー(スマスピ)は家庭に入り込む
以前の記事にも記載しましたが、Google Homeを新規に追加する場合、設置場所にダイニングルームなどを選択します。これは明確に家庭に入り込む狙いだと考えます。
Google Home miniであれば価格も6千円(税別)なので、各部屋に置くことも現実的ではないでしょうか。特に2017/12/03現在、楽天やビッグカメラ、ツクモなどでは半額セールにより3千円(税別)となっています。
Google Home間での連絡はブロードキャスト機能で可能(日本未対応)
各部屋にあることで、例えばトイレで、または緊急時に助けを呼べば、各部屋のGoogle Homeからその旨を流すことができれば、介護にも役立つことは容易に想像できます。その機能が「ブロードキャスト」です。
ブロードキャスト機能をマルチルームグループ機能で代替
ブロードキャスト機能はいずれ日本でも対応するとは思いますが、現状日本では使用することができません。しかし、複数のGoogle Homeに一斉に音楽を鳴らす、マルチルームグループ機能は日本でも機能するため、この機能で代替することを考えてみました。
マルチルームグループ機能自体はGoogle Play Music上の音楽ファイルをあらかじめ設定したグループに同時に再生する機能です。
Google Pay Musicに自前のファイルをアップする
Google Play Musicは、Amazon MusicやLine Musicなどと同様、月額定額制の聞き放題の音楽ストリーミングサービスとしてご存知の方も多いことと思います。しかし、Google Play Musicは月額契約をしなくても、クラウド上に最大 50,000 曲まで自分の音楽ファイルをアップロードする機能を使用することができます。windows付属のボイスレコーダーや、スマホのアプリなどで、「助けて!早く来て!」と録音し、MP3などのファイルを作成します。サポートしているファイル形式はこちらをご覧ください。
Google Play Musicでプレイリストを作成する
Google Paly Musicの音楽をGoogle Homeで再生する際は、ファイルごとでは再生できません。プレイリストを作り、そのプレイリストに音楽ファイルを追加し、Google Homeではそのプレイリスト名を指定することになります。今回は「SOS」というプレイリストにしてみました。
Goolge Homeでグループを作成する
アプリからグループを作成し、機能してほしいGoogle Homeを追加します。今回は「ホームグループ」という名前にしてみました。
マルチルームグループ機能でホームグループの音声を流す
ちょっとわかりにくいのですが、「ねぇ グーグル ホームグループでSOSをかけて」と言い、別のGoogle Home miniから録音した「誰か来てー 早く」と流れています。
まとめ
個人的には、スマートスピーカーは一般的に普及していき、2,3年後にはひとりひとつ、または一部屋にひとつあるという状況が現実になると考えています。高齢者向けのサービスなど、介護にも役立つ便利なツールとなるはずです。