BOCCOの新バージョン「BOCCO emo」
本ブログや他サイト等で今まで、BOCCOを使った情報共有の仕方をご紹介してきました。
紹介した上記の最初の記事はもう4年以上前となります。今回新しいバージョンとして「BOCCO emo」が登場しました。
まだ一般発売(2021/03予定)していませんが、クラウドファンディングで手に入れたのでご紹介したいと思います。
ちなみに、新バージョンが出たからなので、Amazonで従来のBOCCOの価格が半額になっていました。従来の製品で十分な方はむしろねらい目かもしれません。
Wifiモデル+つみきセンサが届きました
2021年01月30日にBOCCO emoのWifiモデルとセンサー類が届きました。
オリジナル絵本もついてきました。
スマートスピーカーのように音声で操作ができる!
まずはこちらの動画をご覧ください。
以前のBOCCOと同様、当然ながら録音&再生することで、スマホ側と情報共有ができます。それに加えて、スマートスピーカーのように、録音や再生も音声で操作することが可能です!
時間や天気を聞いたりすることもでき、今後もできることは増えそうです。
ウェイクワードを自由に設定できる!
スマートスピーカーのAlexaの場合だと、自由なウェイクワードを設定することは現状できません。「Alexa」「Amazon」「Echo」「Computer」の4つからしか選べません。高齢者や子供の場合、なかなか覚えられないし、どうにかならないものかと思っていました。
BOCCO emoはなんとウェイクワードを自由に設定することが可能です!
BOCCO emoを音声で呼びかける場合は、あらかじめアプリで設定したBOCCO emoの名前がウェイクワードになるのですが、名前はひらがな・カタカナの10文字以内という制約だけで自由に設定できます。
試しにBOCCO emoの名前を「アレクサ」に変えてみて時間を聞いてみました。
「アレクサ」でも問題なく呼べました。もちろん近くにEchoがあると、そちらも反応してしまうので、実際にはこんな名前にはしないと思いますが、このように自由にウェイクワードを設定できるので、呼びやすい・覚えやすい名前にすれば高齢者や子供も使いやすいのではないでしょうか。
ちなみにAlexaも企業向けの機能として、ウェイクワードを自由に設定できるようになるようです。
ただ、まだ一般には開放されていない機能なので、いつか自由に設定できることを期待しています!
まとめ
今回はまずはご紹介までですが、センサーを使ったり音声操作など、介護に活用できる方法を模索していきたいと思います。
BOCCOがスマートスピーカーのような機能が追加されたり、Echo Show10がネットワークカメラのパン・チルトのような機能が付いたりなど、良い機能は共有されていってます。
【新型】Echo Show 10 (エコーショー10) 第3世代 - モーション機能付きスマートディスプレイ with Alexa、グレーシャーホワイト
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: エレクトロニクス
まだまだ黎明期である、この分野の製品も淘汰が始まっていくのでしょうか。ユーザーとして、介護関係者として、改善は歓迎なのでうまく活用していきたいと思います。