血圧、脈拍を管理する
高齢者ともなると血圧が高い人も多く、毎日計っている方も多いと思いますが。また高齢者に対し、介護をしている人自身も、睡眠不足や不規則な食生活により高血圧に陥るケースもありえます。私自身、最近高血圧である旨をいわれ、毎日計ろうと考え、どう管理すれば良いかと考えてみました。
ウェアラブル機器(活動量計)で管理できるか
Fitbitをはじめとした、ウェアラブル機器でなにかないかと調べてみましたが、これらは活動量計とよばれ、基本的に歩数や消費カロリー、心拍数は計れますが、血圧、脈拍を計るようなものは見つけられませんでした。
【日本正規代理店品】Fitbit 心拍計+フィットネスリストバンド Charge2 Large Black FB407SBKL-JPN
- 出版社/メーカー: Fitbit
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
数値をクラウドで管理したい
ここは素直に血圧計を購入し、それをクラウドで管理しようと考えました。基本的に家で計るので単純にエクセルなどで管理しようとも思いましたが、病院先で計ることもありますし、パソコン、スマホからのどちらでも入力できる方が良いと考えました。そういった製品がないか調べたところ、オムロンの電子血圧計が見つかりました。
こちらはOMRON connect(オムロンコネクト)と呼ばれる機能により、血圧計とスマホをBlueToothで接続し、計った値をクラウドで管理するようです。
Google スプレッドシートに入力する
正直、上記製品は予算的に厳しく、計った数値自体を自分でどうとでも管理できるようなものがないかと考え、一般的な血圧計で計り、それをGoogle スプレッドシートで管理するようにしました。Google スプレッドシートは無料で使えるWeb上のエクセルのようなサービスです。
計った値で手動で入力しないといけなくなりますが、そこは我慢してこれで管理していきます。
血圧(高)、血圧(低)、脈拍を入力する
Googleスプレッドシートの列としては、血圧(高)、血圧(低)、脈拍と、入力した日時としました。日時は毎回入力するのが面倒なので、GoogleAppsScriptで自動入力することにしました。以下のブログを参考に、ツール - スクリプトエディタから以下のコードを記載し、値の変更をトリガーとして、日時を自動入力します。
function insertLastUpdated() {
var ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
var currentRow = ss.getActiveCell().getRow();
var currentCell = ss.getActiveCell().getValue();
var updateRange = ss.getRange('A' + currentRow) //更新日をいれる列をstringで指定。この場合はF列
Logger.log(updateRange);
//更新日の記入
if(currentRow>1){
if(currentCell) {
updateRange.setValue(new Date());
}
}
}
グラフも表示してみる
挿入 - グラフからグラフエディタを起動して、グラフも表示してみます。
まとめ
いかがでしょうか。今や無料のWebサービスは多々存在します。少し調べればほぼプログラミングもしなくても、色々なサービスを自分ごのみに使えるので、これを活用して、在宅介護をよりよくしていけるのではないでしょうか。私は次にこれをkintoneで使えるようにしたり、IFTTTやMIcrosoftFlowなどで違うサービスに連携するようなことを考えています。