介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

【CMスキップ操作不要】Youtubeを長時間見るならChromecast一択

Youtubeは何で見てますか

youtubeは以前はスマホで見ることが多かったのですが、コロナ禍以降、おうち時間が増えたり、youtubeへの芸能人等の参入が多くなりCMでの報酬目的でどんどん再生時間が増えたので、なかなかスマホで見ることもつらくなってきたのではないでしょうか。

パソコンで見るのも良いですが、どうせなら大画面のテレビで見るのがおすすめです。

 

Youtubeをテレビで見るには

最近はインターネット接続できるテレビも多いですが、そうでない場合は後付けのデバイスを購入しましょう。

AmazonのFire TVシリーズGoogleのChromecastが良いですね。

 

 

 

 

 

 

CMは必要だけどスキップ操作はめんどくさい

Youtubeを見ているとCMが流れることがありますが、5,6秒でスキップする際にスマホだとスキップボタンをタップしないといけないことが多いです。

スマホの場合は近くで見ているのでまだ良いのですが、テレビの場合各デバイスのリモコンのボタンを押してスキップしなくてはいけないので、正直めんどくさいです。

スキップしないと、長いものは1分以上CMが流れるので、さすがに頻繁に流れるとうざったく感じるのではないでしょうか。

 

リモコンといえば、無印Chromecastにはリモコンがありません。スマホからChromecastへのキャスト操作をするだけです。そうです、これをきっかけにCMスキップ操作をせずにテレビでYoutubeを見れるのではないかと思いつきました。

 

もちろんですが、CMが嫌なら「YouTubeプレミアム」に加入するのが本筋です。ただ、CMを見たくないわけではなく、毎回長時間見るのは嫌で、そのためにリモコンなりを操作するのも嫌だという人も多いんじゃないでしょうか。

 

無印Chromecastとwith Google TV

私はもともと無印Chromecastを使っていました。

スマホからChromecastへキャストを行い、好きな動画をキューにいれまくり、延々とテレビで流しっぱなしにするような使い方をしていました。

数年前まではそもそもCMは入りませんでした。

それがいつのまにかCMが入るようになりましたが、以下の画像のようにCM中に「動画開始まであと*秒」と表示され、勝手にカウントダウンし、0秒となると動画に戻るような動作です。

 

f:id:ayanokouji777:20211220181606p:plain

自動的にCMスキップ

 

with Google TVは知っていたけれど

無印Chromecastとは別に、以前の記事でもお伝えしたように、Fire TV Cubeも所持しています。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

Fire TV CubeにYoutubeアプリをインストールすることで、Chromecast同様スマホからキャストできますが、CMスキップする際にはリモコンを押す必要がありました。

f:id:ayanokouji777:20211220182508p:plain

リモコンでスキップ

特に無印Chromecast(以降「無印」)で困ってはいなかったですし、With Google TV(以降「With」)にはリモコンがあるので、Fire TV Cubeのようにリモコンを押さないといけなくなったら嫌だったので、購入するつもりはありませんでした。

 

スマホを使わない層はYoutubeをどう見れば良いか?

先日、コロナ禍が少し落ち着いてきたので、約2年ぶりに実家に帰ってきました。

以前はタブレットを母に渡してましたが、数年たちバッテリーも膨らんできたので、新しいスマホタブレットChromebookを渡しました。

特にChromebookが気に入ったようで、音声入力で検索したり、Youtubeアプリでも音声入力で検索してみるようになりました。

母はある程度抵抗なくこういったデバイスを使いますが、父は全く触る気がないです。

でも、「この動画を父にも見せたい」ということも多く、Youtubeアプリからテレビにキャストすれば良いのですが、やはりちょっと難しいみたいなんですよね 操作が。

なので、やっぱりテレビで見る かつ まだわかりやすいリモコンで操作を実現するために、Withを購入してみました。

f:id:ayanokouji777:20211220184109j:plain

Chromecast with Google TV

f:id:ayanokouji777:20211220184215j:plain

Chromecast with Google TVのリモコン等付属品

 

WithではCMスキップ操作はリモコン必須と思いきや

はじめのうちはやっぱり思ったとおり、スマホでキャストしても、CMスキップはリモコンで操作が必要なんだと思いました。

(初めからリモコン操作で動画を流している場合は、100%リモコン操作が必要でした。)

ただ、たまに無印と同様、自動的にCMスキップになるときがありました。

 

スマホから接続状況を見ると、その違いにより表示も違いました。

 

f:id:ayanokouji777:20211220184507p:plain

リモコン操作必要

f:id:ayanokouji777:20211220184600p:plain

リモコン操作不要

 

サポートに聞いてみた

ChromecastなどのGoogle製品はチャットや電話での問い合わせが可能です。

そこで以下の内容をチャットで問い合わせてみました。

chromecastにAndroidスマホからキャストするときのCMスキップの挙動について。
数日前にchromecast with google tvを購入したのですが、
Androidスマホからyoutubeを表示するようにした際のCMスキップの挙動が
「CM表示の数秒後に自動的にスキップされる」と「スマホやリモコンで手動でCMスキップをタップしないといけない」の
どちらかになります。
使い勝手的には前者にずっとなってほしいのですが、そもそもこれはどういう判断により
挙動が分かれるのでしょうか。
(chromecastの初期表示時、前者のときはキャスト待機画面、
後者のときは各アプリなどが表示されるホーム画面になっているような。)
また、前者だけの挙動になってほしい場合はどう操作すれば良いのでしょうか。

問い合わせ内容で書いているキャスト待機画面とは以下です。

f:id:ayanokouji777:20211220185013p:plain

キャスト待機画面

無印の場合は、まずこのキャスト待機画面が表示されていたのですが、withでは以下のホーム画面が表示されます。

f:id:ayanokouji777:20211220185112p:plain

ホーム画面

無印はYoutubeをキャストするのに特化していて、WithはYoutube含めた他の動画アプリ(ex.NETFLEX,hulu etc...)のプラットホームとなっている印象です。

 

CMスキップ操作不要にするには

問い合わせチャットでは即答いただけなかったですが、翌日にメールで以下のように返答いただきました。

 

YouTube アプリが最新版であるか確認する。方法は以下のリンクをご参照くださいませ。
https://support.google.com/youtube/answer/7341336?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid

YouTube  アプリをアンインストールし、再インストールする。

・キャスティングデバイス(Andtoid  スマートフォン)が更新されているか確認する。方法は以下のリンクをご参照くださいませ。
https://support.google.com/android/answer/7680439?hl=ja

・キャスト元デバイススマートフォンの自動タイムゾーン設定を切り替えてから(一度無効にしてから有効にする)、再起動するようお願いします。キャストデバイスタイムゾーンシステムをリセットまたは同期するには、次の手順に従います。

Andtoid 用:

  1. 設定 次に 日付と時刻 次に の自動タイムゾーン
  2. 自動タイムゾーンオプションを無効にしてから再度有効にします。
  3. キャストデバイス(電話)を再起動して、システムを更新します。

 

上記操作をすることで、今のところCMスキップ操作不要でスマホからキャストできています!

ただ、スマホからchromecastに接続するのにすごい時間がかかるようになりました。

テレビを見ていると、まずホーム画面が表示され、その後待機画面になり、キャストした動画が流れるような動きです。

なんとなく、Withはリモコン操作が前提なのを無理やりスマホ操作でできるようにしている感じがしました。

 

スマホを使わない層はWithで見よう

基本的にWithはリモコン操作で使えば良いです。

リモコンなら高齢者でも使える人が多いのではないでしょうか。

しかし、上記のとおりWithでもスマホからキャストもできるので、スマホ操作できる人はスマホからの方が楽かもしれません。

 

私の場合は、母のスマホにTeamViewerをいれているので、遠隔から母のスマホを操作して、実家のChromecastをキャストして、テレビにYoutubeを流すこともできました。

f:id:ayanokouji777:20211220191507p:plain

実家のスマホを遠隔操作してテレビにキャスト

父や母はリモコンで操作し、私が遠隔で操作するときはスマホからキャストするような運用をしていこうと思っています。

 

まとめ

スマホを日常的に使うような、特に若い層は無印Chromecastで問題ないです。

しかし、スマホを使わない層もいるなら、Withも選択肢に入れてみてください。

 

 

ネットワークカメラをドアベル代わりに使う!

f:id:ayanokouji777:20211121094816p:plain

ネットっワークカメラをドアベル代わりに使う

まずは分かりやすい(?)動画をどうぞ!

youtu.be

アベルが欲しいけど

インターホンをスマホで受けれるようになるドアベルって便利ですよね! 自分が外出していてもスマホで受け答えできますし。 だけど、今はやりのGoogle社製はお高い。。。

23,900円かぁぁぁ

f:id:ayanokouji777:20211121094910p:plain

google storeより引用

ネットワークカメラは有り余っている

今までご紹介してきたように、私はネットワークカメラは有り余るほど持ってますw

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

ネットワークカメラで代用

f:id:ayanokouji777:20211121095412p:plain

ネットワークカメラで代用

Google Nest Doorbellは23,900円に対し、 ネットワークカメラの相場は3,000~5,000円。 今回はTP-Link製の約3,000円のネットワークカメラを使ってみました。

 

使ったネットワークカメラは上記リンクのひとつ前のもので、USB給電のもの「KC100」です(リンクはコンセント給電「C100/A」)。USB給電のものは現在在庫切れになってました。

 

設置に必要なもの

  • ネットワークカメラ
  • モバイルバッテリー
  • 両面テープ
  • ガムテープ

f:id:ayanokouji777:20211121100458j:plain

必要なもの

 

 

 

インターホンの上に設置

ネットワークカメラの底部分に両面テープをつけて、インターホンの上に貼り付けました。USBはモバイルバッテリーとつなげて、近くのトイレの窓から宅内に入れました。トイレ内にコンセントがあればよかったのですが、ないのでモバイルバッテリーで給電しています。

f:id:ayanokouji777:20211121101129j:plain

ネットワークカメラを設置

トイレの窓があったから良かったですが、ない場合はドアのポストから宅内に引き入れます。

f:id:ayanokouji777:20211121101243j:plain

ポストから宅内へ

見るのはChromebookかEcho Showで

在宅勤務だとデスクの隅にでもEcho Showやchromebbokを置いて、ちらちら見るようにしました。chromebookやEcho Showでの表示については過去記事もご参照ください。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

ayanokouji777.hatenablog.com

f:id:ayanokouji777:20211121105255p:plain

chromebookで表示



 

1日ごとのバッテリー交換は無理。。。

ネットワークカメラを設置して、3か月以上経ったのですが、モバイルバッテリーは1日ほどしかもたないので、毎日交換してました。

ただ、正直めんどくさすぎて途中で延長コードでコンセントから給電に変えました。

バイスへの給電は頭の痛い問題です(先日、実家に帰った際も、Boccoのセンサーの電池を問いかえたところです)。

 

もちろんできないことは盛りだくさん

無理やりドアベル代わりにしているので、もちろんできないことは盛りだくさんにあります。

例えば、ドアベルだとベルを鳴らしてくれたとき見るだけにしたり人物認識などができますが、安いネットワークカメラではそれもできません。

ただ、すべてのドアベル機能が必要な人ばかりではないはずで、もしそうならネットワークカメラで常時表示させて、手が空いた時や玄関からなにか音が聞こえたときにだけ、ちょっと見るといったユースケースもありかなと思います。

 

まとめ

ネットワークカメラ評論家(w)として、いろんな活用方法を今後も考えていきます!

Chromebookで複数アプリを同時に使って見守る

f:id:ayanokouji777:20211030101813p:plain

Chromebookで複数アプリ表示

別メーカーのネットワークカメラは同時に見れない

今までの記事でも書いていますが、私は複数のネットワークカメラで見守りを行っています。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

ネットワークカメラはスマホアプリで映像を確認します。スマカメなど一部の製品はWindows版アプリが存在しますが、スマホアプリ版(Android,iOS)しか提供されていない製品がほとんどです。スマホアプリはサイズの関係上、基本的に1つしか表示できません(Android,iOSともに2画面に分割することはできるのですが、サイズ的に見にくいです)。

同一メーカーであれば、アプリ上で複数のカメラを同時に表示する機能があるものも多いのですが、別メーカーとなると同時に表示することは不可能です。

 

ChromebookならAndroidアプリを同時に複数実行可能

Chromebookなら通常のPCのように、Androidアプリを同時に複数実行が可能です。

まずはスマカメのアプリを起動させてみます。

f:id:ayanokouji777:20211030114854p:plain

スマカメアプリ

次に、Kasaのアプリを起動させてみます。

f:id:ayanokouji777:20211030114953p:plain

Kasaアプリ

こちらのアプリの右上には「■」の元のサイズに戻すアイコンが表示されていません。つまり、Kasaアプリは上記の最大サイズでしか表示できないようです。このようにアプリもChromebookで表示されることを想定していないのか、Chromebookで最適な表示ができないアプリもあるようです。

仕方ないので、Kasaアプリを表示したあとに、その上にスマカメのアプリ、あとはBOCCOのアプリも表示してみましょう。BOCCOのテキスト入力もChromebbokならキーボード入力できるので楽ですね。

f:id:ayanokouji777:20211030115520p:plain

3つのアプリを表示

在宅時にはChromebookで見守る

移動時などはスマホのほうが携帯できるし気軽に使えると思います。しかし在宅時にはChromebookでネットワークカメラの映像を複数表示しておき、業務や家事の合間にちらっと確認するなどの見守りも有効なのではないでしょうか。

 

ただし正常に動作しないアプリも

ただ、アプリによっては正常に動作しないものもありました。Tapoのアプリを起動しても、ずっとグルグルマークが表示され映像が表示されませんでした。スマカメのアプリもそういうことがあり、しばらくしたら正常に表示されるなど、いまいち安定していない印象です。

f:id:ayanokouji777:20211030120722p:plain

tapoのアプリ1

f:id:ayanokouji777:20211030120744p:plain

tapoのアプリ2


まずは3万円台のChromebook

Chromebookを探すと、安いものなら1,2万円代、ハイエンドなら10万円にとどくものなど、幅広い価格帯となっています。また、GIGAスクール構想で全国の小中学生に一人一台端末を提供するときにはChromebookであることが多いため、品薄の製品もあるようです。

私は、通常4,5万円程度のものをセールで3万円代で以下の2製品を購入してみました。上記のような使い方や、たまにブラウジングするくらいで使う分にはまったく問題ないです。

 

 

 

まとめ

今後、Windows11になるとAndroidアプリも起動できるようになるとの情報もありますが、早くても来年以降になるようです。

Chromebookは1台あると、いろんな活用方法が出来そうです。セールのときにでも購入を検討してみてはいかがでしょうか。

【TP-Link ネットワークカメラ】C200とTC70は使い勝手は一緒!

f:id:ayanokouji777:20211029150236p:plain

C200とTC70

C200は最高!

以前の記事でTP-Linkのネットワークカメラ「C200」のレビューを書きました。私は未だにこのネットワークカメラが価格面&機能面ともに今まで購入した中では最高かなと思っています。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

この記事を書いた際2020年10月11日の価格は4,490円のようです。今(2021年10月29日)見ると4,190円なので若干安くなってますね。

 

 

ネットワークカメラの価格はどんどん安くなっています

私が本ブログで初めてネットワークカメラについて書いたのは約5年前、使いだしたのはおそらく6,7年前だったかと思います。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

当時の記事には、ネットワークカメラ選定の要素として「1万円以下で安価であること」とあるように、その頃は1万円前後であったのが、現在は普及がすすみ、基本的な機能のものは、3千~5千円程度が主流となっているようです。

私のように家族の見守りに使ったり、他には一人暮らしの方がペットを見るために、(プリントに時間がかかるため)3Dプリンターの動作の様子をどこからでも見れるように使っているというような方もいらっしゃいました。

私が使い始めた6,7年前にはこれほど普及するとは思わなかったですが、今後も一般的に使われるようになると思います。

 

C200と似たTC70を見つける

今まで20台以上はネットワークカメラを購入してきたので、もうあまりいらないのですが、C200ならもう1台くらいなら購入しても良いかなーと思い、Amazonのセールのときにはチェックしていたのですが、先月のセールで「TC70」という製品を見つけました。

 

 

見た目も一緒だし、レビューを見る限りはC200は日本版でTC70は英語版のようで、たしかに箱も英語だけで日本語は無いですが、ネットワークカメラが英語版だろうが関係ないだろうし、価格も2,880円と安いので購入してみました。

 

Tapoアプリに追加

C200と同様TC70も、スマホにTapoアプリをインストールし、アプリからカメラを追加することになります。

f:id:ayanokouji777:20211029153632p:plain

バイスの追加

上記を見ていただければわかるとおり、C200同様TC70も追加対象として表示されます。TC70を選択して、その後の説明どおり進めていくと問題なく追加されます。

f:id:ayanokouji777:20211029153939p:plain

アプリに追加

追加した画面が上記になります。もともとC200があったところにTC70を追加したので、2台のカメラが表示されています。(わかりやすいようにデバイス名をそれぞれ「C200」「TC70」にしています)。

 

アプリ上の表示は全く一緒

f:id:ayanokouji777:20211029154526p:plain

アプリ操作

上記がTC70のアプリでの操作画面です。日本語表示でC200と全く一緒です!

アプリが日本語版だからなのか、英語版のTC70も日本語で表示され、C200と使い勝手的には全く一緒になっています。使いだして約1か月ですが、少なくとも私は違いを全く意識していません。

 

C200とTC70は安い方を買えば良い

使い勝手が一緒なら安い方が良いと思います。今日(2021年10月29日)現在で言うと、C200は4,190円、TC70は特選タイムセールで3,010円になっています。

 

 

まとめ

普及につれて、ネットワークカメラの有用性が広まって個人的に嬉しいです。またそれに伴い価格も安くなりました。

ユースケースにもよりますが、ネットワークカメラはどうしても死角ができますので、複数台を置きたくなり、価格が安ければ購入のハードルも低くなります。

是非ネットワークカメラを活用して、見守りやQOL向上を実現させましょう!

 

 

【DEEBOT N8+】在宅介護をしているなら掃除はロボットに任せましょう

ロボットに出来ることはロボットに任せるべき

在宅介護をしていると、やらないといけないことに忙殺される日々になってしまうことが多いでしょう。やらないといけないことのうち、計画されていることであればまだ良いのですが、被介護者の急変などで突発的に発生することも多々あります。

こうした日々の中では、いかに効率よくこなしていくかを考えていかないと、おそらく精神・体力ともにすりへってしまい、つぶれてしまします。

介護のなかで、3大介護と呼ばれるのは「入浴・排泄・食事」ですが、日々の生活をおくるうえで、特に掃除には時間をとられているのではないでしょうか。ルンバに代表される掃除ロボットは以前は高価なイメージがありましたが、今や数万円、安いモノなら1,2万円という価格帯です。これなら無理せず購入も検討できるのではないでしょうか。

被介護者のため、もちろんあなた自身のためにも、あなたはつぶれるわけにはいきません。ロボットに出来ることはロボットに任せるべきです。

 

インターネットにつながるかは利便性に大いに関係する

今や、多くの家電がWifi経由でインターネットにつながっていますが、掃除機もそのひとつです。しかし、私が初めて購入したとボット掃除機は「パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ)」で、これはインターネットにつながりませんでした

 

 

「インターネットにつながらなくても、外出する前にでも開始したらいいや」と私も思いましたし、実際当時はそもそもインターネットにつながる製品も少なかったので、なんとも思いませんでしたが、「突発的なイベントが起こりえる人にとって、インターネットにつながっている=外出先でも操作できる」は重要なポイントになりえます。

被介護者の容体が急変して急遽病院へ、または歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられないなど、様々な理由で外出前に操作することができないことが多いです。しかし、インターネットにつながっていれば、いつでも、手が空いているときに外出先から自宅の掃除を開始することが可能となります。

 

拭き掃除も出来る方が良い

私の兄は「よだれ」が出てしまうことがあり、フローリングの床に落としてしまうことが多かったので、拭き掃除もできるものはないか調べ、「ブラーバ」というロボットを買いました。

 

 

こちらもインターネットにはつながりませんでしたが、ずいぶん床が綺麗になり、やはり拭き掃除は大事も出来る方が良いなと思いました。

 

最近購入した【DEEBOT N8+】が優秀すぎる

上記のような掃除ロボットを使っていく上での不満点がありましたが、2021年6月のAmazonセールでいやに評判が良かった「DEEBOT N8+」を購入しました。

通常7万円半ばですが、5万円台前半になっていたので、高いなーとは思いつつ、思い切って購入することにしました。

今日現在で3か月ほど使い続けていますが、前述した不満点をすべてクリアしてくれて非常に満足しています。在宅介護にも利用しやすいのではと思い、ここでレビューしたいと思います。

 

 

スマホアプリで外出先から操作

DEEBOT N8+はインターネットにつながります。スマホにアプリをインストールすることで、外出先からでも掃除開始などの操作をすることが可能です。

f:id:ayanokouji777:20210926154400p:plain

スマホアプリの操作画面

掃除が完了すればスマホに通知がきます。後でアプリから確認することも可能です。

f:id:ayanokouji777:20210926154531p:plain

スマホアプリのメッセージ画面

f:id:ayanokouji777:20210926154605p:plain

スマホアプリのロボットからのメッセージ画面

掃除の内容を確認することも可能です。

f:id:ayanokouji777:20210926154743p:plain

スマホアプリの清掃ログ画面

f:id:ayanokouji777:20210926154807p:plain

スマホアプリの清掃マップ画面

DEEBOT N8+は拭き掃除もしてくれますし、掃除ロボットからゴミを取り出す手間もいりません。ベースに戻ったら充電状態になったと同時に、ベースが掃除ロボットのゴミを吸引します。

 

Alexa連携によりハンズフリーで操作

「歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられない」ときはAlexaと連携することにより、ハンズフリーで操作することも可能です。

動画にまとめましたので、ご覧ください。


www.youtube.com

 

まとめ

ネットワークカメラ同様、掃除ロボットは既に普及期に入っています。特に在宅介護で忙殺されている方は是非利用を検討してはいかがでしょうか。

 

 

 

【定型アクションで】Fire TV Cube(アレクサ)とWebカメラでテレビでビデオ通話をする2

これなら大型テレビでビデオ通話できる!

前回、Fire TV CubeとWebカメラを使ってのテレビでのビデオ通話は現実的ではないと結論付けました。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

しかし、今回ご紹介する方法なら、現実的な運用が可能です。

f:id:ayanokouji777:20210817144939p:plain

Fire TV Cubeを使ってテレビでビデオ通話

 テレビでビデオ通話したい理由

前回記事の繰り返しとなりますが、テレビを使ったビデオ通話したい理由は、まだまだリビングはテレビを中心としたレイアウトになっていることが多いためです。

特に高齢者宅ではその特徴が顕著で、若い世代がスマホでネットやゲームをしている時間をテレビの視聴にあてている高齢者も多いのではないでしょうか。

そのため、テレビでビデオ通話することが出来れば、高齢者は滞在しやすい空間で自然と会話することができます

 

通常の使い方だとビデオ通話は使いにくい

前回記事でビデオ通話は現実的ではないとした理由は以下になります。

  1. テレビは自動的にONにはならない
  2. 地上波などを見ていると自動的にビデオ通話に切り替わらない
  3. ビデオカメラが自動的にはONにならない

今回の想定は高齢者側はテレビでビデオ通話をすることとし、本ブログの趣旨としては、高齢者側には何も操作させずに、ビデオ通話は実現するために、上記の理由から現実的ではないと結論付けていました。

これはつまり、1と2に関しては、見守り側から高齢者側のテレビ、3に関してはFire Tv Cubeを制御できないためです。

f:id:ayanokouji777:20210817151816p:plain

見守り側から直接呼びかけは不可能!

※重要

前提として、見守り側と高齢者側のアカウントは同一とします。

アカウントを分けることもできますが、見守り用途の場合、同一アカウントの方が楽であることが多いのでこうしてますが、これに関してはまた改めて記事にします。

 

定型アクションで高齢者側から呼びかけさせる

ここで以前ご紹介した、定型アクションを活用します。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

定型アクションは、一般的には連続した動作を行う(例えば、「アレクサ、おはよう」といえば、おはようと返事を返す→天気→ニュースと動作する)のに使いますが、定型アクションの機能は拡大しており、今回は「カスタム」という機能を使います。

カスタムは、実際に声で話しかけるのと同じようにアレクサに指示するアクションです。これを使い、高齢者側のFire TV Cubeから見守り側のEcho Showに呼びかけをさせます。

 

f:id:ayanokouji777:20210817175955p:plain

定型アクションを活用


定型アクションは対象となるデバイスを指定できるので、デバイスを高齢者側のFire TV Cubeにし、以下のアクションを構成させます。

  1. (高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする
  2. ホーム画面を表示
  3. カスタム「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」

「テレビは自動的にONにはならない」ので、「(高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする」を。

「地上波などを見ていると自動的にビデオ通話に切り替わらない」ので、「ホーム画面を表示」を。

そのうえで「高齢者側のFire TV Cubeから見守り側のEcho Showに呼びかけ」るために、「「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」」を行います。

 

定型アクション設定方法

では、実際の設定方法をみていきましょう。

定型アクションはスマホのAlexaアプリで設定しますので、Alexaアプリを起動させてください。

 

起動したら、右下の「その他」をタップし、「定型アクション」をタップします。

f:id:ayanokouji777:20210817160431p:plain

定型アクションの設定開始

定型アクション一覧画面となるので、右上の「+」ボタンで新規作成します。

f:id:ayanokouji777:20210817160844p:plain

定型アクションを新規作成

定型アクション名は任意のアクション名にしてください(私は「キューブ通話」にしましたが、ご自分の好きな任意の名前で大丈夫です。)。

実行条件はなんでも良いです(後述しますが、定型アクションはEcho Showの画面上をタップして実行させるので、なんでも良いです。私は「音声」で「実家通話」にしました。)。

f:id:ayanokouji777:20210817161422p:plain

アクション名、実行条件を設定

ここから重要なアクションを追加していきます。

前提として、高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名を「キューブ」、見守り側のEcho Showを「仕事机」としています。

アクションを追加しようとすると、「Fire TV」という項目があるので、これで追加、

  • (高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする
  • ホーム画面を表示

次に「カスタム」を追加します

  • カスタム「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」

f:id:ayanokouji777:20210817162509p:plain

「Fire TV」と「カスタム」を設定

そして、デバイスの項目を(高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)にし、以下のような設定状態になります。

f:id:ayanokouji777:20210817162749p:plain

定型アクション設定完了

 

見守り側のEcho Showから定型アクションを実行させる

Echo Showの画面から定型アクションを実行させます(音声で実行させても良いですが、バイスの近くにいるなら手動で操作したほうが誤操作もないし、私はこうしています。)。

youtu.be

 

定型アクションを2回実行しないといけない

動画でもわかるように、定型アクションを2回実行させています。1回目実行したときに高齢者側では「(見守り側のEcho Showのデバイス名)ですか?」(「仕事机ですか?」)と聞かれています。

ここで「はい」と高齢者が返事すれば良いのですが、返答しない場合ビデオ通話は始まりません。しかし、再度定型アクションを実行すると今度は聞かれることはなく、ビデオ通話が始まります。

正直この動作はどういうことなのか不明なのですが、今のところ2回実行すれば100%ビデオ通話が出来ることを確認しています。

 

ビデオをONにさせることはどうしてもできない

ここまでの方法で「ビデオ通話は現実的ではないとした理由」の1及び2はクリアできました。さて、残りの3の「ビデオカメラが自動的にはONにならない」はどうでしょう。

結論からいうと、これはどうしようもできませんでした。

もともとのFire TV Cubeの仕様として、「ビデオはデフォルトではオフになっています

www.amazon.co.jp

重要: ビデオはデフォルトではオフになっています。ビデオ通話をオンにするには、通話を発信してから、「ビデオをオンにして」と言います。 リモコンのメニューボタンを押してビデオを有効にすることもできます。通話を終了すると、ビデオは自動的にオフになります。

これも定型アクションでなんとかしようとしたのですが、ビデオ通話中だと定型アクションが動作しないのか、どうしてもうまくいきませんでした。

この時点で音声のみの通話(および見守り側の映像は高齢者側は見れる)は可能となっているので、なんとかコミュニケーションしてリモコンか音声操作を高齢者にしてもらうようにしてもらうしか、現状高齢者側のビデオをONにすることができません。

 

まとめ

2021/08/17現在、AmazonはセールでFire Tv Cubeやウェブカメラ(C920n)が安くなっています。この機会に購入を検討してみてください。

 

  

 ケーブル類も忘れずに! 

 

 

【自己責任で!】リモートワーク中はAmazon Fireタブレットをネットワークカメラ表示用にして見守る

在宅なら周りの目を気にせず見守りやすい

コロナ禍により在宅でリモートワークしている方も多いと思いますが、コロナ禍のため遠方にいる両親のもとに行けず困っている方も同様に多いと思います。今こそEcho Showやネットワークカメラでの見守りの有用性が高まっているとも言えます。会社では周りの目もあるため映像を確認するのに抵抗があるかと思いますが、在宅なら映像を流しっぱなしにして、仕事の合間にちらちら見るスタイルで見守りもしやすいのではないでしょうか。

 

ネットワークカメラアプリはほとんどがスマホタブレット)用しか提供されていない

設置したネットワークカメラの映像を見るにはアプリを使用しますが、アプリはAndroid,iOS用のためスマホタブレットでは見れますが、パソコンで見ることが出来ません。私が使っているネットワークカメラの中では唯一「スマカメ」だけはWindows用アプリが提供されていました。これならパソコンのモニターの隅っこにでも置いておいて見ることができます。

f:id:ayanokouji777:20210615093610p:plain

「スマカメ」Windowsアプリ

 

ayanokouji777.hatenablog.com

  

 

そのほかのネットワークカメラにはパソコン用アプリが提供されていませんでした。パソコンにAndroidiOSのアプリを動作させるには、エミュレータを使うという手段もあるようですが、不安定であるようですし、そもそも会社から貸与されているパソコンに個人的な理由でそのようなアプリを入れるのは問題があるかと思います。

 

タブレット最安価はAmazonのFireタブレット

パソコンが無理となると、スマホタブレットとなりますが、スマホはサイズが小さくて見にくいですしそもそも電話やら別件で使うことが多いので、タブレットが良いと思います。ネットワークカメラのアプリを表示するだけなので特にスペックは必要ないので、最安価のタブレットを調べました。iPadは一番安い無印でも約4万円するので、Android一択となります。

中古という選択肢もあるのですが、ここでは新品のみを検索すると1万円前後が多く、7千円くらいがひとつのラインのようです。その中でも頭ひとつ安いのがAmazonのFire7タブレットでした。今日現在(2021/06/15)で5,980円です。

 

 

セールのときに購入すればもっと安くなります。ちなみに前回のプライムデー(2020/10)のときは3,280円だったようです。今年のプライムデーは2021/06/21,22なので、前回同様の価格になれば「買い」じゃないでしょうか。

 

FireタブレットGoogle Playをサポートしておりません。。。

AmazonサイトのFireタブレットのページを見ていただければわかると思いますが、FireタブレットGoogle Playをサポートしていません。代わりにAmazonアプリストアがあるのですが、こちらにネットワークカメラのアプリは提供されていません(将来的に提供されるかもですが、可能性は低いと思います)。

ここからが自己責任となりますが、「fireタブレット googleplay」で検索するとFireタブレットGoogle Playを使えるようにする方法がいくらでも出てきます。動作保証されていないのであくまで自己責任ですが、私は何台もGoogle Playを使えるようにして、問題なく使えています。

 

Fireタブレットにネットワークアプリをインストール

実際にGoogle Playを使えるようにして、ネットワークカメラのアプリをインストールしたFireのホーム画面が以下となります。

f:id:ayanokouji777:20210615102925p:plain

Fireにネットワークカメラのアプリ

スマカメのアプリも問題なく動作します。

f:id:ayanokouji777:20210615103121p:plain

Fireでスマカメ

Tapoのアプリも問題なく動作します。

 

f:id:ayanokouji777:20210615103247p:plain

FireでTapo

 

ayanokouji777.hatenablog.com

  

 

パソコンの横にタブレットスタンドでFireを置いておく

実際の私の机回りがこちらです。

 

f:id:ayanokouji777:20210615103740p:plain

パソコンとFireタブレット

 

Fireは100均で購入したタブレットスタンドで立ててます。これならパソコンで仕事をしながらちらちらと見守ることが可能です。

また、長時間表示しっぱなしにしてみたところ、Tapoは問題なかったのですが、スマカメはたまにアプリが落ちたこともありました。再度アプリを立ち上げたら問題ないのですが、価格面で考えても、現状ネットワークカメラを購入するなら、Tapo C200一択!だと思っています。

 

まとめ

私がネットワークカメラを購入し始めた5,6年前は1万円くらいが最安価でしたが、今やネットワークカメラ+タブレットでも1万円を切ることも可能な時代がきました。是非見守りに活用してみてください。