介護×IoT

IT,IoTによる具体的な(在宅)介護への活用方法を発信!

Chromebookで複数アプリを同時に使って見守る

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Chromebookで複数アプリ表示

別メーカーのネットワークカメラは同時に見れない

今までの記事でも書いていますが、私は複数のネットワークカメラで見守りを行っています。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

ネットワークカメラはスマホアプリで映像を確認します。スマカメなど一部の製品はWindows版アプリが存在しますが、スマホアプリ版(Android,iOS)しか提供されていない製品がほとんどです。スマホアプリはサイズの関係上、基本的に1つしか表示できません(Android,iOSともに2画面に分割することはできるのですが、サイズ的に見にくいです)。

同一メーカーであれば、アプリ上で複数のカメラを同時に表示する機能があるものも多いのですが、別メーカーとなると同時に表示することは不可能です。

 

ChromebookならAndroidアプリを同時に複数実行可能

Chromebookなら通常のPCのように、Androidアプリを同時に複数実行が可能です。

まずはスマカメのアプリを起動させてみます。

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スマカメアプリ

次に、Kasaのアプリを起動させてみます。

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Kasaアプリ

こちらのアプリの右上には「■」の元のサイズに戻すアイコンが表示されていません。つまり、Kasaアプリは上記の最大サイズでしか表示できないようです。このようにアプリもChromebookで表示されることを想定していないのか、Chromebookで最適な表示ができないアプリもあるようです。

仕方ないので、Kasaアプリを表示したあとに、その上にスマカメのアプリ、あとはBOCCOのアプリも表示してみましょう。BOCCOのテキスト入力もChromebbokならキーボード入力できるので楽ですね。

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3つのアプリを表示

在宅時にはChromebookで見守る

移動時などはスマホのほうが携帯できるし気軽に使えると思います。しかし在宅時にはChromebookでネットワークカメラの映像を複数表示しておき、業務や家事の合間にちらっと確認するなどの見守りも有効なのではないでしょうか。

 

ただし正常に動作しないアプリも

ただ、アプリによっては正常に動作しないものもありました。Tapoのアプリを起動しても、ずっとグルグルマークが表示され映像が表示されませんでした。スマカメのアプリもそういうことがあり、しばらくしたら正常に表示されるなど、いまいち安定していない印象です。

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tapoのアプリ1

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tapoのアプリ2


まずは3万円台のChromebook

Chromebookを探すと、安いものなら1,2万円代、ハイエンドなら10万円にとどくものなど、幅広い価格帯となっています。また、GIGAスクール構想で全国の小中学生に一人一台端末を提供するときにはChromebookであることが多いため、品薄の製品もあるようです。

私は、通常4,5万円程度のものをセールで3万円代で以下の2製品を購入してみました。上記のような使い方や、たまにブラウジングするくらいで使う分にはまったく問題ないです。

 

 

 

まとめ

今後、Windows11になるとAndroidアプリも起動できるようになるとの情報もありますが、早くても来年以降になるようです。

Chromebookは1台あると、いろんな活用方法が出来そうです。セールのときにでも購入を検討してみてはいかがでしょうか。

【TP-Link ネットワークカメラ】C200とTC70は使い勝手は一緒!

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C200とTC70

C200は最高!

以前の記事でTP-Linkのネットワークカメラ「C200」のレビューを書きました。私は未だにこのネットワークカメラが価格面&機能面ともに今まで購入した中では最高かなと思っています。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

この記事を書いた際2020年10月11日の価格は4,490円のようです。今(2021年10月29日)見ると4,190円なので若干安くなってますね。

 

 

ネットワークカメラの価格はどんどん安くなっています

私が本ブログで初めてネットワークカメラについて書いたのは約5年前、使いだしたのはおそらく6,7年前だったかと思います。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

当時の記事には、ネットワークカメラ選定の要素として「1万円以下で安価であること」とあるように、その頃は1万円前後であったのが、現在は普及がすすみ、基本的な機能のものは、3千~5千円程度が主流となっているようです。

私のように家族の見守りに使ったり、他には一人暮らしの方がペットを見るために、(プリントに時間がかかるため)3Dプリンターの動作の様子をどこからでも見れるように使っているというような方もいらっしゃいました。

私が使い始めた6,7年前にはこれほど普及するとは思わなかったですが、今後も一般的に使われるようになると思います。

 

C200と似たTC70を見つける

今まで20台以上はネットワークカメラを購入してきたので、もうあまりいらないのですが、C200ならもう1台くらいなら購入しても良いかなーと思い、Amazonのセールのときにはチェックしていたのですが、先月のセールで「TC70」という製品を見つけました。

 

 

見た目も一緒だし、レビューを見る限りはC200は日本版でTC70は英語版のようで、たしかに箱も英語だけで日本語は無いですが、ネットワークカメラが英語版だろうが関係ないだろうし、価格も2,880円と安いので購入してみました。

 

Tapoアプリに追加

C200と同様TC70も、スマホにTapoアプリをインストールし、アプリからカメラを追加することになります。

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バイスの追加

上記を見ていただければわかるとおり、C200同様TC70も追加対象として表示されます。TC70を選択して、その後の説明どおり進めていくと問題なく追加されます。

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アプリに追加

追加した画面が上記になります。もともとC200があったところにTC70を追加したので、2台のカメラが表示されています。(わかりやすいようにデバイス名をそれぞれ「C200」「TC70」にしています)。

 

アプリ上の表示は全く一緒

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アプリ操作

上記がTC70のアプリでの操作画面です。日本語表示でC200と全く一緒です!

アプリが日本語版だからなのか、英語版のTC70も日本語で表示され、C200と使い勝手的には全く一緒になっています。使いだして約1か月ですが、少なくとも私は違いを全く意識していません。

 

C200とTC70は安い方を買えば良い

使い勝手が一緒なら安い方が良いと思います。今日(2021年10月29日)現在で言うと、C200は4,190円、TC70は特選タイムセールで3,010円になっています。

 

 

まとめ

普及につれて、ネットワークカメラの有用性が広まって個人的に嬉しいです。またそれに伴い価格も安くなりました。

ユースケースにもよりますが、ネットワークカメラはどうしても死角ができますので、複数台を置きたくなり、価格が安ければ購入のハードルも低くなります。

是非ネットワークカメラを活用して、見守りやQOL向上を実現させましょう!

 

 

【DEEBOT N8+】在宅介護をしているなら掃除はロボットに任せましょう

ロボットに出来ることはロボットに任せるべき

在宅介護をしていると、やらないといけないことに忙殺される日々になってしまうことが多いでしょう。やらないといけないことのうち、計画されていることであればまだ良いのですが、被介護者の急変などで突発的に発生することも多々あります。

こうした日々の中では、いかに効率よくこなしていくかを考えていかないと、おそらく精神・体力ともにすりへってしまい、つぶれてしまします。

介護のなかで、3大介護と呼ばれるのは「入浴・排泄・食事」ですが、日々の生活をおくるうえで、特に掃除には時間をとられているのではないでしょうか。ルンバに代表される掃除ロボットは以前は高価なイメージがありましたが、今や数万円、安いモノなら1,2万円という価格帯です。これなら無理せず購入も検討できるのではないでしょうか。

被介護者のため、もちろんあなた自身のためにも、あなたはつぶれるわけにはいきません。ロボットに出来ることはロボットに任せるべきです。

 

インターネットにつながるかは利便性に大いに関係する

今や、多くの家電がWifi経由でインターネットにつながっていますが、掃除機もそのひとつです。しかし、私が初めて購入したとボット掃除機は「パナソニック ロボット掃除機 RULO(ルーロ)」で、これはインターネットにつながりませんでした

 

 

「インターネットにつながらなくても、外出する前にでも開始したらいいや」と私も思いましたし、実際当時はそもそもインターネットにつながる製品も少なかったので、なんとも思いませんでしたが、「突発的なイベントが起こりえる人にとって、インターネットにつながっている=外出先でも操作できる」は重要なポイントになりえます。

被介護者の容体が急変して急遽病院へ、または歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられないなど、様々な理由で外出前に操作することができないことが多いです。しかし、インターネットにつながっていれば、いつでも、手が空いているときに外出先から自宅の掃除を開始することが可能となります。

 

拭き掃除も出来る方が良い

私の兄は「よだれ」が出てしまうことがあり、フローリングの床に落としてしまうことが多かったので、拭き掃除もできるものはないか調べ、「ブラーバ」というロボットを買いました。

 

 

こちらもインターネットにはつながりませんでしたが、ずいぶん床が綺麗になり、やはり拭き掃除は大事も出来る方が良いなと思いました。

 

最近購入した【DEEBOT N8+】が優秀すぎる

上記のような掃除ロボットを使っていく上での不満点がありましたが、2021年6月のAmazonセールでいやに評判が良かった「DEEBOT N8+」を購入しました。

通常7万円半ばですが、5万円台前半になっていたので、高いなーとは思いつつ、思い切って購入することにしました。

今日現在で3か月ほど使い続けていますが、前述した不満点をすべてクリアしてくれて非常に満足しています。在宅介護にも利用しやすいのではと思い、ここでレビューしたいと思います。

 

 

スマホアプリで外出先から操作

DEEBOT N8+はインターネットにつながります。スマホにアプリをインストールすることで、外出先からでも掃除開始などの操作をすることが可能です。

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スマホアプリの操作画面

掃除が完了すればスマホに通知がきます。後でアプリから確認することも可能です。

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スマホアプリのメッセージ画面

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スマホアプリのロボットからのメッセージ画面

掃除の内容を確認することも可能です。

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スマホアプリの清掃ログ画面

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スマホアプリの清掃マップ画面

DEEBOT N8+は拭き掃除もしてくれますし、掃除ロボットからゴミを取り出す手間もいりません。ベースに戻ったら充電状態になったと同時に、ベースが掃除ロボットのゴミを吸引します。

 

Alexa連携によりハンズフリーで操作

「歩行介助を行って外出するときに開始の操作をしていられない」ときはAlexaと連携することにより、ハンズフリーで操作することも可能です。

動画にまとめましたので、ご覧ください。


www.youtube.com

 

まとめ

ネットワークカメラ同様、掃除ロボットは既に普及期に入っています。特に在宅介護で忙殺されている方は是非利用を検討してはいかがでしょうか。

 

 

 

【定型アクションで】Fire TV Cube(アレクサ)とWebカメラでテレビでビデオ通話をする2

これなら大型テレビでビデオ通話できる!

前回、Fire TV CubeとWebカメラを使ってのテレビでのビデオ通話は現実的ではないと結論付けました。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

しかし、今回ご紹介する方法なら、現実的な運用が可能です。

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Fire TV Cubeを使ってテレビでビデオ通話

 テレビでビデオ通話したい理由

前回記事の繰り返しとなりますが、テレビを使ったビデオ通話したい理由は、まだまだリビングはテレビを中心としたレイアウトになっていることが多いためです。

特に高齢者宅ではその特徴が顕著で、若い世代がスマホでネットやゲームをしている時間をテレビの視聴にあてている高齢者も多いのではないでしょうか。

そのため、テレビでビデオ通話することが出来れば、高齢者は滞在しやすい空間で自然と会話することができます

 

通常の使い方だとビデオ通話は使いにくい

前回記事でビデオ通話は現実的ではないとした理由は以下になります。

  1. テレビは自動的にONにはならない
  2. 地上波などを見ていると自動的にビデオ通話に切り替わらない
  3. ビデオカメラが自動的にはONにならない

今回の想定は高齢者側はテレビでビデオ通話をすることとし、本ブログの趣旨としては、高齢者側には何も操作させずに、ビデオ通話は実現するために、上記の理由から現実的ではないと結論付けていました。

これはつまり、1と2に関しては、見守り側から高齢者側のテレビ、3に関してはFire Tv Cubeを制御できないためです。

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見守り側から直接呼びかけは不可能!

※重要

前提として、見守り側と高齢者側のアカウントは同一とします。

アカウントを分けることもできますが、見守り用途の場合、同一アカウントの方が楽であることが多いのでこうしてますが、これに関してはまた改めて記事にします。

 

定型アクションで高齢者側から呼びかけさせる

ここで以前ご紹介した、定型アクションを活用します。

 

ayanokouji777.hatenablog.com

 

定型アクションは、一般的には連続した動作を行う(例えば、「アレクサ、おはよう」といえば、おはようと返事を返す→天気→ニュースと動作する)のに使いますが、定型アクションの機能は拡大しており、今回は「カスタム」という機能を使います。

カスタムは、実際に声で話しかけるのと同じようにアレクサに指示するアクションです。これを使い、高齢者側のFire TV Cubeから見守り側のEcho Showに呼びかけをさせます。

 

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定型アクションを活用


定型アクションは対象となるデバイスを指定できるので、デバイスを高齢者側のFire TV Cubeにし、以下のアクションを構成させます。

  1. (高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする
  2. ホーム画面を表示
  3. カスタム「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」

「テレビは自動的にONにはならない」ので、「(高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする」を。

「地上波などを見ていると自動的にビデオ通話に切り替わらない」ので、「ホーム画面を表示」を。

そのうえで「高齢者側のFire TV Cubeから見守り側のEcho Showに呼びかけ」るために、「「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」」を行います。

 

定型アクション設定方法

では、実際の設定方法をみていきましょう。

定型アクションはスマホのAlexaアプリで設定しますので、Alexaアプリを起動させてください。

 

起動したら、右下の「その他」をタップし、「定型アクション」をタップします。

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定型アクションの設定開始

定型アクション一覧画面となるので、右上の「+」ボタンで新規作成します。

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定型アクションを新規作成

定型アクション名は任意のアクション名にしてください(私は「キューブ通話」にしましたが、ご自分の好きな任意の名前で大丈夫です。)。

実行条件はなんでも良いです(後述しますが、定型アクションはEcho Showの画面上をタップして実行させるので、なんでも良いです。私は「音声」で「実家通話」にしました。)。

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アクション名、実行条件を設定

ここから重要なアクションを追加していきます。

前提として、高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名を「キューブ」、見守り側のEcho Showを「仕事机」としています。

アクションを追加しようとすると、「Fire TV」という項目があるので、これで追加、

  • (高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)をオンにする
  • ホーム画面を表示

次に「カスタム」を追加します

  • カスタム「アレクサ、(見守り側のEcho Showのデバイス名)をよびかけて」

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「Fire TV」と「カスタム」を設定

そして、デバイスの項目を(高齢者側のFire TV Cubeのデバイス名)にし、以下のような設定状態になります。

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定型アクション設定完了

 

見守り側のEcho Showから定型アクションを実行させる

Echo Showの画面から定型アクションを実行させます(音声で実行させても良いですが、バイスの近くにいるなら手動で操作したほうが誤操作もないし、私はこうしています。)。

youtu.be

 

定型アクションを2回実行しないといけない

動画でもわかるように、定型アクションを2回実行させています。1回目実行したときに高齢者側では「(見守り側のEcho Showのデバイス名)ですか?」(「仕事机ですか?」)と聞かれています。

ここで「はい」と高齢者が返事すれば良いのですが、返答しない場合ビデオ通話は始まりません。しかし、再度定型アクションを実行すると今度は聞かれることはなく、ビデオ通話が始まります。

正直この動作はどういうことなのか不明なのですが、今のところ2回実行すれば100%ビデオ通話が出来ることを確認しています。

 

ビデオをONにさせることはどうしてもできない

ここまでの方法で「ビデオ通話は現実的ではないとした理由」の1及び2はクリアできました。さて、残りの3の「ビデオカメラが自動的にはONにならない」はどうでしょう。

結論からいうと、これはどうしようもできませんでした。

もともとのFire TV Cubeの仕様として、「ビデオはデフォルトではオフになっています

www.amazon.co.jp

重要: ビデオはデフォルトではオフになっています。ビデオ通話をオンにするには、通話を発信してから、「ビデオをオンにして」と言います。 リモコンのメニューボタンを押してビデオを有効にすることもできます。通話を終了すると、ビデオは自動的にオフになります。

これも定型アクションでなんとかしようとしたのですが、ビデオ通話中だと定型アクションが動作しないのか、どうしてもうまくいきませんでした。

この時点で音声のみの通話(および見守り側の映像は高齢者側は見れる)は可能となっているので、なんとかコミュニケーションしてリモコンか音声操作を高齢者にしてもらうようにしてもらうしか、現状高齢者側のビデオをONにすることができません。

 

まとめ

2021/08/17現在、AmazonはセールでFire Tv Cubeやウェブカメラ(C920n)が安くなっています。この機会に購入を検討してみてください。

 

  

 ケーブル類も忘れずに! 

 

 

【自己責任で!】リモートワーク中はAmazon Fireタブレットをネットワークカメラ表示用にして見守る

在宅なら周りの目を気にせず見守りやすい

コロナ禍により在宅でリモートワークしている方も多いと思いますが、コロナ禍のため遠方にいる両親のもとに行けず困っている方も同様に多いと思います。今こそEcho Showやネットワークカメラでの見守りの有用性が高まっているとも言えます。会社では周りの目もあるため映像を確認するのに抵抗があるかと思いますが、在宅なら映像を流しっぱなしにして、仕事の合間にちらちら見るスタイルで見守りもしやすいのではないでしょうか。

 

ネットワークカメラアプリはほとんどがスマホタブレット)用しか提供されていない

設置したネットワークカメラの映像を見るにはアプリを使用しますが、アプリはAndroid,iOS用のためスマホタブレットでは見れますが、パソコンで見ることが出来ません。私が使っているネットワークカメラの中では唯一「スマカメ」だけはWindows用アプリが提供されていました。これならパソコンのモニターの隅っこにでも置いておいて見ることができます。

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「スマカメ」Windowsアプリ

 

ayanokouji777.hatenablog.com

  

 

そのほかのネットワークカメラにはパソコン用アプリが提供されていませんでした。パソコンにAndroidiOSのアプリを動作させるには、エミュレータを使うという手段もあるようですが、不安定であるようですし、そもそも会社から貸与されているパソコンに個人的な理由でそのようなアプリを入れるのは問題があるかと思います。

 

タブレット最安価はAmazonのFireタブレット

パソコンが無理となると、スマホタブレットとなりますが、スマホはサイズが小さくて見にくいですしそもそも電話やら別件で使うことが多いので、タブレットが良いと思います。ネットワークカメラのアプリを表示するだけなので特にスペックは必要ないので、最安価のタブレットを調べました。iPadは一番安い無印でも約4万円するので、Android一択となります。

中古という選択肢もあるのですが、ここでは新品のみを検索すると1万円前後が多く、7千円くらいがひとつのラインのようです。その中でも頭ひとつ安いのがAmazonのFire7タブレットでした。今日現在(2021/06/15)で5,980円です。

 

 

セールのときに購入すればもっと安くなります。ちなみに前回のプライムデー(2020/10)のときは3,280円だったようです。今年のプライムデーは2021/06/21,22なので、前回同様の価格になれば「買い」じゃないでしょうか。

 

FireタブレットGoogle Playをサポートしておりません。。。

AmazonサイトのFireタブレットのページを見ていただければわかると思いますが、FireタブレットGoogle Playをサポートしていません。代わりにAmazonアプリストアがあるのですが、こちらにネットワークカメラのアプリは提供されていません(将来的に提供されるかもですが、可能性は低いと思います)。

ここからが自己責任となりますが、「fireタブレット googleplay」で検索するとFireタブレットGoogle Playを使えるようにする方法がいくらでも出てきます。動作保証されていないのであくまで自己責任ですが、私は何台もGoogle Playを使えるようにして、問題なく使えています。

 

Fireタブレットにネットワークアプリをインストール

実際にGoogle Playを使えるようにして、ネットワークカメラのアプリをインストールしたFireのホーム画面が以下となります。

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Fireにネットワークカメラのアプリ

スマカメのアプリも問題なく動作します。

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Fireでスマカメ

Tapoのアプリも問題なく動作します。

 

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FireでTapo

 

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パソコンの横にタブレットスタンドでFireを置いておく

実際の私の机回りがこちらです。

 

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パソコンとFireタブレット

 

Fireは100均で購入したタブレットスタンドで立ててます。これならパソコンで仕事をしながらちらちらと見守ることが可能です。

また、長時間表示しっぱなしにしてみたところ、Tapoは問題なかったのですが、スマカメはたまにアプリが落ちたこともありました。再度アプリを立ち上げたら問題ないのですが、価格面で考えても、現状ネットワークカメラを購入するなら、Tapo C200一択!だと思っています。

 

まとめ

私がネットワークカメラを購入し始めた5,6年前は1万円くらいが最安価でしたが、今やネットワークカメラ+タブレットでも1万円を切ることも可能な時代がきました。是非見守りに活用してみてください。

Alexaの音声履歴でゆるく見守る

Echo Show(エコーショー)のビデオ通話、カメラで見守る

今までの記事ではモニター付きスマートスピーカーである、Echo Showでビデオ通話したり、カメラ機能での見守りを紹介してきました。

 

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常時リアルタイム映像を見て見守ることは現実的ではない

映像を見て見守ることは安心感が高いですが、仕事中や自分の人生を考えた場合、常時行うことは現実的ではありません。そのために、映像を解析して、異常があった場合にアラートを出して、そのときだけ映像を確認するような製品はネットワークカメラにはありますが、現状Echo Showにはそのような機能はありません。

また、リアルタイムではなく過去の映像を見ることもEcho Showではできません(ネットワークカメラにはSDカードやクラウドに映像を保存できる製品が多くあります)。

 

映像以外の見守りの選択肢

「見守り」を実現する製品やサービスは現状一般的になってきましたが、私が知る限り一番古い製品は象印の「みまもりほっとライン」です。

www.mimamori.net

上記サイトを見る限り、2001年3月からスタートしているので、ちょうど20年前ですね。こちらのサービスは、高齢者宅でのポットの使用状況を、見守り側に電話やメールで知らせるものです。

「今日もこの時間にポットでお茶いれてるから問題なさそうだな」「あれ いつもと違ってポットが使われていないな」ということを把握し、ゆるく見守ることができます。

 

Echoに話しかけた内容がわかる「音声履歴」

Echoに話しかけた内容が分かれば、これと同じようにゆるく見守ることが出来るのではないでしょうか。Echoに話しかけた内容は音声履歴から確認可能です。

スマホのAlexaアプリやPCからでも確認できます。

 

スマホのAlexaアプリを起動させ、右下の「その他」から「アクティビティ」をタップします。

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Alexaアプリ

上部の「音声履歴」をタップすれば、音声履歴が表示されます。

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音声履歴

「日付」や「デバイス名」でも絞り込めますので、昨日の高齢者宅に置いているデバイスに話しかけた内容だけを確認することが可能です。

 

例えば、以下の内容から、早朝の4時に一度起きて、次は5時半くらいに起きてるようなので、「早く起きすぎて二度寝したのかな」「早朝になにかあったのかな」という推測が出来ます。あくまで推測ですが、ビデオ通話で話すときに「なにかあった?」といったコミュニケーションがとれます。

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音声履歴で行動推測
  • PCの場合

以下のアドレスをクリックしてください。

https://www.amazon.co.jp/alexaprivacysettings

 

Amazonのサイト内で以下のような表示がされるはずです。

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PCから音声履歴

「音声履歴を確認」をクリックすれば、スマホのAlexaアプリと同様、音声履歴が表示されます。

 検索機能は単一のデバイスのみなので、PCのブラウザの検索機能の方が使い勝手が良いかもしれません。例えば私は実家のEchoデバイスには「実家**」というような名前にしているので、「実家」でブラウザの検索を使うことにより、複数の実家のデバイスだけを確認するようなことをしています。

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PCならブラウザの検索機能を利用できる

 

まとめ

見守りはいくつもの方法があります。高齢者と自分のライフスタイルに合わせて複合的に行っていくほうが、無理なく続けていけるのではないでしょうか。

 

 

Echo Show(エコーショー)のカメラ機能でスマホやパソコンから映像を見る

第3世代Echo Show 10のカメラ機能

前回の記事で第3世代Echo Show 10のカメラ機能で、ネットワークカメラのようにスマホのAlexaアプリから映像を見ることをご紹介しました。

 

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こちらの記事で書いているとおり、第3世代Echo Show 10以外ではカメラ機能は使えないと思っていたのですが、現在は使えるようになってます!

 

Echo Show 8 (エコーショー8) HDスマートディスプレイ with Alexa、チャコール
 

 

Echo Show 5 (エコーショー5) スマートディスプレイ with Alexa、チャコール

Echo Show 5 (エコーショー5) スマートディスプレイ with Alexa、チャコール

  • 発売日: 2019/06/26
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

Echo Showのカメラ機能を有効にする方法

前回記事で書いたとおり、第3世代Echo Show 10以外のEcho ShowにはAlexaアプリでは「カメラ」の項目は表示されていません。有効にするには、Echo Show本体で設定を行う必要があります。

Echo Show画面を上からスワイプすると、右上に歯車の設定ボタンが表示されます。

設定ボタンを押すと、設定項目が表示されますので、中ほどに「カメラ」があると思います。

 

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Echo Show本体設定画面

「カメラ」を押し、「自宅の監視」をONにします。

 

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自宅の監視

ここでアカウントのパスワードを求められます。重要な項目なので、パスワードを再度入力する仕様になっているのかもしれませんね。

パスワードを入力すると、以下のような画面が表示され、カメラ機能が有効となります。

 

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カメラ機能有効化

ここでスマホのAlexaアプリで対象デバイスの設定を見ると「カメラ」が表示されますので、こちらを選択することで、リアルタイムの映像をスマホで見ることができます。

 

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Echo Showカメラ機能

パソコンのAlexaアプリでも!

パソコン(私はWindowsです)にもAlexaアプリが存在します。

あまり活用法がないかなと思って、普段あまり使っていなかったのですが、現状確認すると、パソコンのAlexaアプリでもEcho Showのカメラ機能にアクセスすることが可能でした!これなら、仕事でパソコン使っているときも、ちょっと手が空いた時に映像を見て見守りに活用できそうです!

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PC Alexaアプリ

スマートホーム」で対象のデバイスを選択するのですが、カメラ機能を有効にしたデバイスは、デバイスアイコン(上図の右側の「寝室のEcho Show Echo&Alexa」)とカメラアイコン(上図の←側の「寝室のEcho Show カメラ」)の2つが表示されています。

カメラアイコンの方をクリックすると別ウィンドウが表示され映像が表示されます。

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Window Alexaアプリでカメラでライブ映像を見る

まとめ

Echo Showのカメラ機能は偶然発見したのですが、公式ページを探してもそれらしい情報が発見できませんでした。便利な機能なのでアナウンスしてほしいですね。

パソコンからEcho Showの映像にアクセスできるので、見守りに活用しやすくなりました!