食事、入浴、排せつ
在宅介護をする上で重要となるのは、食事、入浴、排せつです。事実、住宅改修されるのは、玄関、寝室、トイレ、浴室がほとんどです。まずは基本となるこれらを快適にしていくことで、在宅介護の生活向上を目指しましょう。
介護保険制度における住宅改修の手引き〔Q&A編〕 松山市ホームページ
夜中のトイレ介助
普段仕事をされている介護者にとって、夜はゆっくり睡眠をとりたいところですが、夜中のトイレ介助は要介護者の状況によりますが、うちではほぼ毎日でした。おむつもしていますが、やはり本人は気持ち悪いのでしょう。こちらをじっと見たり、顔色が変わったりするのを見ると、やはりトイレに連れていこうという気持ちになります。また、おむつをしていても、量が多かったり、寝ているときの体勢によると、どうしても漏れてしまい、布団がびしょびしょになることもあるので、これを防ぐためにもトイレ介助をしていました。
寝ぼけてると負担は増す
ベッドから車いすへの移乗、廊下の歩行介助、トイレ内での補助、やることは色々ありますが、このとき、起きたばかりなので、お互い寝ぼけているのもあり、普段なら問題ないことでも、散漫になり、転倒させてしまうこともあるのが現状ではないでしょうか。
自動で出来ることは自動で
介護の負担を軽減させることのポイントは、リスクの少ない自動化できる作業は自動化させることです。残念ながら移乗や歩行介助などはまだまだ自動化できません。私がやっていたのは、照明をつけることでした。よく見かける、センサーで人を検知すれば点灯するシンプルなものです。特に私が使っていたものは、人がいる間は点灯したままで、三脚もついているので、手すりなどにつけることもできます。
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IoT化する照明
私が使っていたのはシンプルなものですが、IoT家電としての照明は現状拡大していっています。一番有名なのはPhilipのHueでしょうか。
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他にも、ネットからさまざまな情報を光と色で表現して知らさてくれるものもあります。
防犯には役立つかもしれないが、介護には?
これらの製品はインターネット経由で遠隔から操作することも可能です。外出時に操作して、人がいるように見せることで防犯には役に立つかもしれません。ただ、介護する際にいちいちスマホやタブレットで操作するほどのメリットも現状感じられず、ま介護的にはまだ使えないかなというのが私の見解です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。夜中のトイレ介助は大変ですよね。まだまだ直接役立てられるものは少ないですが、自動化できるとことは自動化して、無理せずがんばっていきましょう。