ひとりで介護をしてますか?
ここ数年、残念ながら耳にすることが多くなった、介護疲れによる自殺、とても悲しいことだと思います。
ひとりでかかえこまない
「ひとりでかかえこまない」よく見かけるセリフで聞き飽きているかと思いますが、やはり相談できる人間をつくることが重要です。在宅介護をしている場合、どうしてもひきこもりがちになり、社会的に孤立してしまい、思い詰めてしまうケースが多いです。行政や、まずは近親者に相談できる人間をつくっていく努力をしなければいけません。国が薦めている、地域包括ケアシステムも、地域みんなで高齢者を支えるとの考えとなっています。
厚生労働省HPより。
四六時中は見守れない
介護者がずっと見守ることができればよいですが、ほとんどの方は仕事をしており、四六時中見守るということは現実敵に不可能です。また、ネットワークカメラで遠隔から見守り、マイクにより声をかけることも、会社にいるときや電車などの移動中はなかかはばかられるのでないでしょうか。そんなとき、スマホから文字入力することで、音声に変換し、自宅で音声を流す、また留守電のようにあとからその音声を再生できるもの製品があります。
BOCCO(ボッコ)
BOCCOを自宅に置き、スマホと連携することにより、遠隔から自宅で音声出力することができます。また、入力した内容はLineのようなタイムラインで表示されており、その場(部屋)に複数人が入り、情報共有することも可能です。
シンプルな操作性
私がBOCCOに注目した理由は機能もそうですが、ロボット自体のシンプルな操作性です。スマホがあれば、情報共有もできますが、高齢者すべてがスマホを使いこなせません。高齢者や障碍者に負担を強いるのは、どれだけ機能が優れていても、使いこなすのは困難です。BOCCO本体には再生と録音の2つのボタンしかありません。これなら、使いこなせる方も多いのではないでしょうか。BOCCOは先に記載したような高性能なコミュニケーションロボットでは正直ないと思います。ただ、現状、コミュニケーションロボットとしては大変使い勝手が良いと考えています。
まとめ
いかがでしょうか。兄弟などのほかの介護者や要介護者本人とBOCCOで情報共有してみてはいかがでしょうか。