ネットワークカメラは危険?
ネットワークカメラと聞いて、ネガティブなイメージを持つ人もいらっしゃるかと思います。それはおそらく、監視されているといった、プライバシーの侵害等々に起因するためではないでしょうか。
映像流出
つい先日も、世界中のネットワークカメラの映像を表示するサイトが話題になったことは記憶に新しいと思います。これに関しては、初期パスワードのままであったことが問題で私が実際に購入した最近のカメラでは、初期値のままだと警告が出たり、変更しないと使用できないなどの改善が見受けられます。
私が実際にこの映像表示サイトをいくつか見た限りでは駐車場が表示されていることが多いように感じました。駐車場を利用される際、誰かに覗かれているというのは確かに気持ちの良いものではありませんが、ただ、誤解を恐れずにいうと、カメラ以外にも、駐車場の管理人または往来中の人に見られることと違いはあるでしょうか。 大事なことは、公開、非公開を適切に分けることではないでしょうか。
シルエット表示
どうしても被写体を表示するのがまずい場合はシルエット表示するという技術もあります。市販されているネットワークでこの機能を搭載しているものは見つけられませんでしたが、こういったセキュリティに配慮した機能を気軽に使えるものもいずれ普及していくのではないでしょうか。
まとめ
見守りのためにネットワークカメラを使う際にはパスワードの設定はかならずしてください。ただ、セキュリティに過敏になるあまり、使用を躊躇するのはもったいないと考えます。